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(4)山江村産のワサビ使って サンドイッチやパスタに

(4)山江村産のワサビ使って サンドイッチやパスタに

2018年1月20日
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青井阿蘇神社駐車場の目の前にある古民家を改装した茶房「すいとぴぃ」

青井阿蘇神社の駐車場正面に真新しいカフェを発見。昨年10月にオープンしたばかりのカフェ「すいとぴぃ」です。

古民家を改築した店内に入ったとたん、いい香りが漂います。「もちっ娘(こ)」という人吉名物の回転焼きが焼かれていました。これは餅米で作った白とピンクの生地にあんこを入れて焼かれたもので、太宰府(福岡)の梅が枝餅に似ています。

店内で食べることができる「もちっ娘オーブン焼き」は、オーブンで焼かれたもちっ娘の上にバターが乗せられています。生地のモチモチ感と香ばしさ、あんこの甘さにバターのクリーミーさが調和して「うまいうまい!」を連発。これは、ハマります。

「もちっ娘オーブン焼き」(200円)は、ここでしか食べられないおいしさ。ワサビの漬け物が添えられているのもうれしい

店内では山江村の水「ありがとう」も購入できます(500ml、120円)

店内で焼かれていた「もちっ娘」。黒あん、白あん、抹茶あんの3種類(1個100円、抹茶あんは130円)。テイクアウトできます

「ワサビを使った料理も評判なんですよ」とマネジャーの野乃原里見さん(38)が笑顔を見せます。人気の「山葵(わさび)ペペロンチーノ」には、すりたての根ワサビがパスタの上にたっぷりトッピングしてありました。ワサビの辛味はさほど強くなく、豊かに広がるワサビの香りがパスタの風味と具材を引き立てて、そのおいしいこと。

「すいとぴぃ」で使用されているワサビは、球磨郡山江村の山中のワサビ田で栽培されたもので、豊かな香りに鮮度のよさが分かります。

「人吉は、おおらかな人が多いんです」と語る球磨村出身のマネージャー・野乃原里見さん

「山葵ぺぺロンチーノ」は、コーヒー付きで800円。ワサビとベーコン、小松菜が入ったピリッと辛いパスタ

「山葵サンドウィッチ」は、日替わりスープ、コーヒー付きで850円。サニーレタス、トマト、ワサビ、マヨネーズが入ったホットサンドです

茶房すいとぴぃ

 

一足先に春の訪れを感じる

さて、人吉市では、2月1日から恒例のイベント「人吉球磨は、ひなまつり」が開催されます。人吉球磨の商店街や観光施設など100カ所以上にひな人形が展示され、一足先に春の訪れを感じることができます。

「今年もさまざまな企画で、皆さまをお迎えしております。たくさんのときめきもご用意していますよ」とステキな笑顔で迎えてくれたのは、「ひとよし温泉女将の会 さくら会」の有村政代会長(67)です。

「精いっぱいおもてなししますので遊びに来てください」と話す「ひとよし温泉女将の会 さくら会」の皆さん。前列左から、田口妙子さん(67)、有村政代さん、松田淳子さん(63)、後列左から村田優子さん(50)、堀尾里美さん(59)、富田峰子さん(56)、髙嶋貴美子さん(77)

昨年11月のイベント「ノスタルジック人吉」では、「ひとよし温泉女将の会さくら会」の皆さんを中心に、レトロな仮装でお客様を迎えました(資料写真)

平成6年10月に設立した同会は、人吉の町おこしの中心的存在。オリジナルグッズの企画・販売、各種イベントの主催や協力など、精力的な活動を続けています。ピンクのはっぴを着て人吉駅でお出迎えする女将さんたちの艶やかな姿は、今では人吉名物に。有村さんの「今年は、SL人吉開通10周年の記念の年。さらにびっくりさせる企画で、皆さまを楽しませたいと思っています」という言葉に期待が膨らみます。

「ひとよし温泉女将の会さくら会」に所属する旅館の浴衣はすべて統一で、これは団結の証です。また各旅館で提供される「ぽっぽ鍋」は、鍋のふたからSLのように蒸気が上がり人気です

人吉球磨は、ひなまつり

日時/2月1日(木)~3月21日(水・祝)
人吉球磨地域の施設100か所以上にひな人形が展示され、街中がおひな様一色となります。今年は3月4日(日)に「人吉よさこい祭り」を開催予定です。

第44回 人吉梅まつり

日時/2月25日(日)~3月4日(日)
開催場所/人吉梅園 人吉市大畑麓町4301-19
伝統芸能と春の味覚を楽しむ祭り。約8万㎡の敷地に4600本の梅が植栽されています。2月25日はオープニングイベントか開催されます。(雨天中止)
問い合わせ/TEL0966-22-2111 人吉市観光振興課

ひとよし温泉女将の会「さくら会」


一生に一度、たった一つだけ願いをかなえてくれる

旅の終わりに、人吉城跡の近くにある中尾観音の隣にたたずむ「源兵衛さんの墓」を訪ねました。ここは、“一生に一度、たった一つだけ願いをかなえてくれる”と伝わる隠れたパワースポットです。お願いすることはいろいろありますが、「これから受験を迎える人たちが、風邪をひきませんように」と手を合わせました。すると、「引き受けた」とばかりに竹林がざわざわと揺れ、落ち葉が小さなつむじ風にくるくると舞ったのでした。

源兵衛さんの大好物のサトイモがお供えしてある「源兵衛さんの墓」。源兵衛さんは、幕末の儒学者なのだそう

源兵衛さんの墓