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(3)ショウガ農家の甘酢漬け キクラゲをおいしく食べる

収穫したばかりのキクラゲ

(3)ショウガ農家の甘酢漬け キクラゲをおいしく食べる

2017年11月18日
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石積みのショウガ畑。東陽町ではいたるところでこの風景を目にします

東陽町の特産品がショウガ。町のいたるところでショウガ畑を目にします。

東陽町でショウガが栽培されるようになったのは大正末期。転作作物として作られるようになったのが始まりですが、今では全国有数の生産地となりました。

ショウガは血液をサラサラにしてくれる効果が期待でき、風邪の予防にもいいとされています。寒い冬の料理にショウガを用いるだけで体がぽっかぽかになります。

八代市が推進する「東陽地域山村活性化協議会」のスタッフで、実家のショウガ農家を継いでいる黒木亮太さん(34)は、収穫の繁忙期は目が回る忙しさだと言います。

脱サラをし故郷に戻り、実家のショウガ農家を継いでいる黒木亮太さん

黒木さんの自宅前にあるショウガ畑に入ろうとして渡されたのが靴を覆うポリ袋。「ショウガは繊細な作物で、土に菌が入ったら、もうその畑では作れなくなるんです」と黒木さん。

ずっしりと重い新ショウガ

母の厚子さん(60)がお茶うけにもてなしてくれたのが、ショウガの漬物。ミソ漬けのほどよい甘さにご飯が欲しくなります。そしてもう一つ。祖父の勝治さん(83)が手作りするという甘酢漬けのおいしさに感動。サクラ貝色のそれは、新ショウガならではの香りを漂わせます。ショウガの何たるかを知り尽くしている人が作り出す味は、やはり違います。

黒木さんの家で出してくれたショウガの漬物。右はミソ漬け、左は甘酢漬け

この町でキクラゲを作る臼杵朋幸さん(51)に出会いました。キクラゲは菌床で育て、24~25℃の室内で管理するそうです。ところで、キクラゲと聞いて思い浮かぶ料理は、中華料理の炒め物ととんこつラーメンの具。はて? 他にはどんな食べ方が…。

県道25号沿いにある臼杵さんが管理するキクラゲ工場

「キクラゲはゆでて刺し身しょうゆにショウガを加えて食べるのがおいしいんですよ。バターで炒めてしょうゆを加えるのもおすすめです」と臼杵さん。

「キクラゲは刺し身が一番」という臼杵さん

収穫したばかりのキクラゲ。歯ごたえは抜群

臼杵さんはこの工場でシイタケも育てています

先述の木炭、ショウガ、キクラゲなどは「東陽交流センターせせらぎ」内の農産物販売所「菜摘館」で販売されています。