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(3)阿蘇産のハム、ソーセージ 本場ドイツで金賞を獲得

ヒバリカフェ

(3)阿蘇産のハム、ソーセージ 本場ドイツで金賞を獲得

2017年7月1日
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「ひばり工房」で販売しているウインナーソーセージ430円やプレスハム860円、ベーコン900円

阿蘇の豊かな自然は農業や畜産を育みます。そこから生まれるおいしいものも魅力です。

ハム、ソーセージを製造、販売し、バイカーや女性客、ファミリー客が集まる「ひばり工房」を訪ねました。店主の池田智巳さん(48)は、2005年、食肉加工の本場ドイツのコンテストで金賞を受賞しました。池田さんは、高校卒業後、21歳までオートバイレーサーとして活躍し、サラリーマンを経て30歳でUターン。父親の源喜さん(80)からハム、ソーセージ作りを学びました。

源喜さんは元阿蘇農業高校(現・阿蘇中央高校阿蘇清峰校舎)でハムなどの加工品作りを指導、定年退職後も趣味でハムやソーセージを作っていました。

そのため、「ひばり工房」の商品は「農業高校のハム」として地元の人に知れわたっています。

池田さんは、県産の豚肉や阿蘇のあか牛などの食材を使い、季節や肉の部位に応じて配合やレシピを変えるなどこだわりを貫きます。

「僕がハムづくりを教わったのは、親父だけ。ドイツでもらった金賞は、阿蘇のハム&ソーセージが世界で認められたという意味でもあり、うれしかったですね」

池田智巳さんはかつて、プロのオートバイレーサーとして活躍していたという異色の経歴の持ち主

「ヒバリカフェ」を切り盛りする妻の志保さん

2011年には敷地内の緑豊かな庭園に「ヒバリカフェ」をオープン。阿蘇の山並みと田園風景を絵画のように切り取る窓辺のカウンターやテラス席など、阿蘇をぜいたくに味わう工夫が盛りだくさんです。

そして、妻の志保さん(49)がセレクトした雑貨も女性客に人気です。

置かれた書籍も個性的で、男性にも居心地のいい空間だと評判です。

また納屋を改装した「ヒバリガレージ」では「納屋シネマ」や朝食会など遊び心あふれるイベントを不定期に開催しています。

池田さんは、「今年中に、阿蘇を感じるオープンエアのステーキハウスを開業するのが目標です。観光客も農作業帰りの人も、同じ阿蘇の大空を眺めながらおいしい肉を食べる。そんな阿蘇ならではの店にしたい」と夢を語ってくれました。

代々受け継がれる庭園と阿蘇の風景をセンスよく切り取ったヒバリカフェ

田園と阿蘇の山並みを一望するヒバリカフェの窓辺のカウンター。あまりの心地よさに時間が経つのを忘れてしまいます

ひばり工房のウインナーと阿蘇のトマトケチャップをたっぷり使ったあか牛のミートソースが自慢のヒバリドッグ(490円)

ひばり工房&ヒバリカフェ