生活情報紙「あれんじ」公式サイト

(4)ランチも充実の喫茶店 レトロな雰囲気も魅力

晩白柚やイチゴは4月頃まで店頭に並びます

(4)ランチも充実の喫茶店 レトロな雰囲気も魅力

2017年3月4日
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ウエスタン風の外観の「コーヒーショップ ベスタ」

国道3号沿いで、ウエスタン風の構えの店を見つけました。「コーヒーショップ ベスタ」は、オープンして33年という地元の人たちの憩いの場。ビロード張りのイスやしずく型のシャンデリア…昔懐かしの純喫茶といった様相です。

昭和歌謡がBGMの落ち着く店内

マスターの松村君夫さん(72)の自慢は、東京から仕入れた豆でいれるコーヒーなのですが、メニューを見たらたちまちお腹が空いてきました。

「おすすめばっかりですよ。それぞれが常連さんのお気に入りだから、メニューを減らすこともできないんです」と松村さん。オーブンでこんがり焼き上げる「カツの黄金焼き」や「チーズハンバーグ」、ごはんの炒め加減が絶妙な「オムライス」などなど、良き時代の洋食のおいしさを味わえます。

薄焼き卵でチキンライスを包み込む「オムライス」600円。卵3個使った「スペシャルオムライス」も人気です

トンカツとオムレツがドッキングしたような「カツの黄金焼き定食」830円=「コーヒーショップ ベスタ」

「年も年だから店ば閉めようと思っていたらテレビの取材があって、また『あれんじ』の取材があって、もう辞められんね(笑)」と笑顔。無理をしないように営業時間は短くしたそうですが、お休みはなし。細く長く、マスター自慢の味を楽しませてほしいものです。

「八代一中の同級生だけん」と、ちょうど来店していた友人と一緒に。右から、マスターの松村君夫さん、同級生の金谷隆一郎さん(72)、松岡官治さん(72)

問い合わせ

COFFEE SHOP VESTA(ベスタ)

 

宮原のおやつ処としておすすめ

宮原のおやつ処としておすすめなのが「森口万十店」です。自家製のあんこを詰めた「焼万十」のほか、たこ焼きの生地と具材を焼万十の鉄板で焼いた「たこ焼きバーガー」も名物です。

地元の人たちのおやつ処「森口万十店」

「大きいたこ焼きが食べたい、手に持って食べたいというお客さんの声に応えて、オーナーが考案しました」とスタッフの河野豊子さん(62)。ボリュームもあって、1個でお腹いっぱいです。

逆に、焼万十の生地とあんこを、たこ焼き器で焼く「ミニ万十」もあります。甘辛どちらも食べたくなります。

軽くごはん代わりにもなる「たこ焼きバーガー」1個200円。チーズやカレーなど+20円でトッピングできます

「出来たてを食べてほしいので、早目に電話で予約を」。右から、スタッフの河野豊子さん、山木ルミさん(44)

問い合わせ

森口万十店

 

里山の春の味覚がお目見え

氷川町の旅の締めくくりは、「道の駅竜北」でお土産探しです。

物産館の「とれたてマーケット」には、朝どれの野菜やかんきつ類などのフルーツがふんだんに並んでいます。

人気は「京子先生のからいももち」や「いきなりだんご」だそうです。「すぐ売り切れるから早目の時間がおすすめですよ」と支配人の渡辺洋己さん(55)。

ところで「京子先生」って?渡辺さんに聞いてみると、「くまもとふるさと食の名人」として活動する河野京子さん(氷川町)が作る加工品で、氷川町の特産を使った素朴なお菓子を得意としているのだとか。

食の名人・京子先生手作りの素朴なお菓子たち。写真手前「からいももち」260円、写真奥右「生姜菓子」400円、「ボンタン漬」400円〜

かんきつ類のコーナーには、八代名物の晩白柚(ばんぺいゆ)やその加工品が並んでいます。晩白柚の「ボンタン漬」をいただいてみました。晩白柚の白いわたの部分でつくるそうですが、さわやかなゼリー菓子のような食感です。

晩白柚の旬もあと少し。それと入れ替わるように、山菜やタケノコなど、里山の春の味覚がお目見えします。

晩白柚やイチゴは4月頃まで店頭に並びます。ジュレ(280円)やもなか(600円)、100%ジュース(380円)など、晩白柚の加工品もおすすめ

「氷川町の安心新鮮な野菜や果物をたくさん食べて下さい!」。右から、スタッフの梅木万理子さん(46)、矢野和子さん(62)、月田とも子さん(62)

日中の陽気で、体もポカポカになった一日。そんなあたたかな余韻に浸っていると、氷川町で見つけた春の風景が一つひとつ頭の中に浮かんでくるのでした。

問い合わせ

道の駅竜北