生活情報紙「あれんじ」公式サイト

(2)絢爛豪華に並ぶおひな様 古民家の座敷は春ざかり

郷土芸能の披露が見物

(2)絢爛豪華に並ぶおひな様 古民家の座敷は春ざかり

2017年3月4日
|

普段はギャラリーやカフェとしてオープンする「まちつくり酒屋」。ぜいをこらした町家の内部を見学するだけでも眼福ものです

風情ある町並みが続く宮原で、ひときわ豪壮な造りの家があります。青空に映える白壁の古民家は、町の文化交流の場「まちつくり酒屋」です。

平成16年に国の登録有形文化財に登録された住宅は、天保3(1832)年に建てられました。「酒屋」とあるように、明治23年まで醸造業が営まれていた建物です。

氷川町に春をもたらすイベントも、この「まちつくり酒屋」で開催中。3月26日(日)までは「氷川町ひなまつり展」が開催され、歴史ある旧家の座敷を埋め尽くすようにひな人形や“さげもん”が飾られています。

紅色、あかね色、とき色、桃色、桜色と、華やかな和色に囲まれていると、ウキウキと胸が躍ります。

江戸・大正期のひな人形を並べたコーナー。「現代の人形にはないやさしいお顔をぜひ見てほしいですね」と上村さん。左奥が「さげもん」

今年の展示のテーマは「帯」です。「おひな様を通して、昔と今、親子の心を結んでほしいと、帯をモチーフに飾り付けしました」とスタッフの上村恭子さん(81)。

今年のテーマは「帯」。着物の帯を飾り付けに使い、会場がいっそう華やかに

宮原の旧家で眠っていた江戸、大正期のひな人形、江戸末期の土びな、明治・大正期の木目込みびなといった年代物から、飾る機会もなくなったと、持ち込まれた現代のひな人形まで、多彩な人形が並ぶさまはひな人形の博物館のようです。

「15回目を迎えるひな祭り展ですが、今年は古いおひな様をいろいろな方から譲っていただきました。見応えがありますよ」

歴史ある座敷で愛でるひな人形。どの人形のお顔も、やさしいほほ笑みをたたえていました。

江戸末期の「土びな」をはじめ、武者人形や桃太郎などといった土人形も並んでいます

珍しい「箱びな」も今年のひな祭りの見物に。おちょぼ口が愛らしいお内裏様とおひな様です

おいしそうなおはぎ!と思ったらみかんも重箱の料理も全て布で作った作り物でした

「開催中は、お茶とひなあられでおもてなしします」。右から、スタッフの上村さんと押方千晴さん(52)

問い合わせ

まちつくり酒屋

 

春のひと時を氷川町で過ごしてみませんか?

もう一つの春の名物が、町の花にも指定されているサクラ。町内にはサクラの名所も多く、里山から平野部一帯がピンク色に染まり、人々の目を楽しませてくれます。

なかでも、国道3号沿いの「道の駅竜北」の向かい側にある「竜北公園」や、町の東部にある「桜ヶ丘グラウンド」には遊歩道があり、地元でもお花見スポットとして人気を集めています。

3月26日(日)には「竜北公園」で「氷川まつり」を開催。春のひと時を氷川町で過ごしてみませんか?

「桜ヶ丘グラウンド」の桜。満開になるとお弁当を広げる人たちでにぎわいます(資料写真)

「氷川まつり」では、郷土芸能の披露が見物です(資料写真)

初市

日時:3月4日(土)、9時~16時
場所:宮原振興局前 内容:植木や物産の販売、赤飯の振る舞いなど
お問い合わせ:氷川町商工会 TEL.0965-62-2021




日時:3月10日(金)、9時~17時
場所:道の駅竜北 内容:植木や物産の販売、ぜんざいの振る舞いなど
お問い合わせ:道の駅竜北 TEL.0965-53-5388

氷川まつり

日時:3月26日(日)、9時~15時
場所:竜北公園 内容:特産品の販売、郷土芸能の披露、キャラクターショーなど
お問い合わせ:氷川町役場 商工観光課 TEL.0965-62-2315