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(4)有明海の恵み あみ漬、ノリ 昔ながらの駄菓子屋さん

担々麺

(4)有明海の恵み あみ漬、ノリ 昔ながらの駄菓子屋さん

2017年1月14日
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「ミニボートピア長洲」前にある「内野海産」の工場と直売所

長洲町の土産と言えば、あみ漬、ノリなど、有明海の海の幸です。そこで四王子神社前の商店街を散策することにしました。

「有明海のアミの収穫は今が最盛期。イカの塩辛も木樽で仕込んでいるからおいしかですよ。試食していかんね」と、お盆いっぱいに小皿を並べて用意してくれたのは「内野海産」社長の内野喜實男(きみお)さん(75)です。

「四王子神社」前にある「内野海産」本店。「大正元年の創業時からこの場所です」と、内野喜實男さんと妻の花子さん(76)

大正元年創業のこの店では、有明海の特産品から全国から集まった海産物まで、塩辛やコンブ、イリコにスルメと、種類も豊富な海の幸の加工品が並んでいます。

自慢の「あみ漬」は、控えめな塩加減であっさり味。津軽海峡から取り寄せたイカで仕込む塩辛も、プリプリとした歯応えとほのかに木の香りが印象的です。

看板商品の「あみ漬」や、有明海のノリ、わかめ、ひじきを使った「有明海藻三味」各360円

左上から「たこちゃん」「いか塩辛」「いかご漬」「いかすみ塩辛」「こうじ入りいか塩辛」。マイルドな辛さで食べやすいのが特長です

種類やサイズも豊富な自社製珍味の数々。コンブやイリコ、ノリなど、全国の海産物もそろいます

問い合わせ

内野海産

 

 

今も昔も変わらず子どもたちが集まる場所

さて、商店街で気になる店を見つけました。店先に小さな駄菓子がギッシリ並ぶ駄菓子屋「中坂菓子店」です。イカフライ、フーセンガム、タバコの形のチョコレートなど。懐かしいお菓子が売られていました。

あれこれ手に取って、眺めていると、子どものころの記憶が鮮やかによみがえってきます。

子ども向けに低く陳列された駄菓子たち。ドライブ途中のおやつにいかがですか

店主は“お宮前のおばちゃん”こと中坂ミツルさん(82)。

「お嫁に来て60年、毎日お店に立ってます」

ここは、今も昔も変わらず子どもたちが集まる場所です。かつて客だった子どもが成長し、子連れで訪れることも多いといいます。

「朝からラジオ体操をして、今日は公民館でストレッチば、しに行ってきました」と、元気の源を話してくれた店主の中坂ミツルさん

店内の懐かしポスターも「中坂菓子店」の魅力

問い合わせ

中坂菓子店

 

シビレる辛味の花山椒とピリリとした唐辛子が利いたスープ

海沿いのドライブで冷え切った体を温めるには、あったかい食事がほしいところ。長洲町役場から駅方面への道中、担々麺ののぼりを見つけました。

担々麺専門店「はまたんたん」です。メニューは担々麺のみですが、0辛〜5辛まで、6段階の辛さが選べます。

シビレる辛味の花山椒とピリリとした唐辛子が利いたスープを飲むと、体の中からホカホカとあったまってくるのが分かります。

店主は濱﨑伸二さん(41)。「子ども用にウインナーを使った辛くない担々麺もあります。ご家族で楽しんで下さい。」

目立った看板がないので通り過ぎに注意

小盛り〜特盛りまでサイズが選べる「担々麺」。写真は中盛り580円。お得な「担々麺ランチ」850円は焼きぎょうざまたは水ぎょうざ、ご飯、サラダ付き

ぎょうざは「海鮮餃子」「ニラ餃子」の2種類から選べます

キッチンカーで7年間の移動販売を経て4年前に「はまたんたん」をオープン。「長洲町の名物になるように味、接客に精進していきます」と店主の濱﨑伸二さん

問い合わせ

担々麺家 はまたんたん

 

海沿いの町の風景はどこかしらおおらか

長洲町で印象に残ったのは片側3車線のまっすぐで広い道路や塀や垣根のない家並みです。海沿いの町の風景はどこかしらおおらかで、この町に住む人たちのほがらかな笑顔に出会うたび、その理由が分かるような気になりました。

長洲町といえば金魚の町。「的ばかい」を楽しんだ後は、「金魚の館」でほっこりするのはいかが

「金魚の館」では、2月11日(土)〜3月12日(日)まで「おひなさまと金魚」を開催

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金魚の館