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(4)ゆずごしょう入りラーメン 焼酎蔵のだご汁

「蔵だご汁定食」970円

(4)ゆずごしょう入りラーメン 焼酎蔵のだご汁

2016年12月3日
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1日限定20食の「なんこつ塩らーめん」580円

お腹をすかせて飛び込んだのは「国道219らーめん美恵」です。和食の料理人をしていたという糟谷義之さん(79)さんと美恵さん(66)夫妻が営むラーメン店でいただいたのは、限定20食という「なんこつ塩らーめん」580円です。

透明なスープを一口すすって感動。しっかりと引かれた出汁の味わい、深いコクが口の中に広がります。トロトロに煮込まれた豚なんこつと、ゆずごしょうの辛味が食欲を盛り上げ、あっという間に完食した私たちの器を見て、美恵さんが「よかった」と笑顔をのぞかせました。

カウンターで同じラーメンを平らげていた常連の愛甲さんが、「あれんじの取材ば待っとったよ、やっとあさぎりに来てくれたね」と思わぬ歓迎に感激です。

「国道219らーめん美恵」の糟谷美恵さん。やさしげな笑顔にほっとします

常連の愛甲さんはあれんじの愛読者です

問い合わせ

国道219らーめん美恵

 

明治8(1875)年に創業した老舗の酒蔵

そんな町の土産といえば、球磨焼酎です。白髪岳の伏流水で仕込みを行う「松の泉酒造」は明治8(1875)年に創業した老舗の酒蔵です。蔵見学や試飲もできるほか、蔵に併設された食事処では「蔵だご汁定食」なども味わえます。

「焼酎の仕込み水は、谷水薬師堂の月光水と同じ源泉。毎日汲みに来るご近所さんも多いとですよ」と、案内人の林由紀子さん(61)は話します。

「蔵だご汁定食」970円。ゆずの皮を練り込んだ地鶏の肉団子入りです=「松の泉酒造」

松の泉酒造の案内人の林由紀子さん。「あらかじめ焼酎と水を好みの割合に混ぜ、直前に温めて飲む“前割り”がおすすめです」

貯蔵蔵の見学や、試飲ブースで飲み比べもできます

問い合わせ

松の泉酒造

 

ユニークな看板に遭遇

晩酌の焼酎を手に入れ、上機嫌で国道219号沿いを進んでいたら、ユニークな看板に遭遇。「Yes!! ヤスイ」と掲げられたキャッチは実に昭和的で、ストレートに分かりやすく、スピード感があふれています。実は電気屋さんの看板です。

このコピーを考えたのは「安井電気商会」の店主、安井慎二さん(50)のお母さんで、あれんじのライターとしては尊敬の念を抱くばかりなり。

一年のうち100日以上も霧に包まれるという、あさぎり町。出会った人たちのいずれもが生まれ育った、この地の自然と暮らしに深い愛着を持っているのが伝わり、それがなんとも心地よく、初冬の寒さも和らぐ気がしました。

「なぜ取材に!?」と驚く「安井電気商会」の安井慎二さん

国道219号沿いでひときわ目立つユーモラスな看板。「Yes!!ヤスイ」

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安井電気商会