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(6)ババウッチャギナシって何? 食べてみれば意外と...

「元気しょうゆラーメン」(556円)q

(6)ババウッチャギナシって何? 食べてみれば意外と…

2016年10月15日
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「球磨川ツクシイバラの会」のキャンディーズ。左から髙田由美子さん、桑原史佳さん、尾方洋子さん。とにかく明るくてステキなお三方です!

毎年5月になると錦町には、球磨川の河川敷に自生するツクシイバラが見頃を迎えます。熱心に保護活動をしているのが「球磨川ツクシイバラの会」のメンバーです。

自称「錦町のキャンディーズ」と口をそろえて笑うのが、桑原史佳さん(56)、尾方洋子さん(61)、髙田由美子さん(56)。まるで昔ながらの友だちのような親近感を覚える彼女たちに、町の評判グルメを教えてもらいました。

キャンディーズが太鼓判を押すのが「西田商店」の「よらみだご」。もち米粉と小麦粉を合わせた皮でつぶあんを包み、ツバキの葉を添えて蒸したものです。

「昔からこのあたりで作られている万十で、うちの照香ばあちゃん(77)の手作りです」と西田恭子さん(49)。他にも特産のナシや野菜、ミソ漬けなどがそろいます。

県道219号沿いにある「西田商店」。季節の果物や地元の野菜などがそろいます

錦町のキャンディーズが「ここの万十ば食べたらよそのは食べられん」と大絶賛する、西田商店の「よらみだご」(360円・1パック)

飾らない笑顔に人柄が伝わる西田商店の西田恭子さん。店は家族で切り盛りしています

問い合わせ

西田商店

 

落下したらばあちゃんの頭を打ちひしぐほどの硬いナシ

ところで錦町には「ババウッチャギナシ」なるものがあると聞きました。それは、一体…?

「ナシのことです。『落下したらばあちゃんの頭を打ちひしぐほどの硬いナシ』というところから名付けられたようです。ナシの原種なら錦町役場の玄関前にありますよ」と役場の蓑田興造さん(39)。

見ると、こぶしほどの小ぶりのナシが実っていました。「さしておいしくないと噂で…」と蓑田さんが1個をもいで食べると「あら? 意外とうまか(笑)」と肩すかし。どうやら「噂などおかまいナシ」のようです(チャンチャン)。

「錦町は果物が豊富です。旬のおいしさを食べに来てください」と錦町役場の蓑田興造さん


実直さが伝わるおいしさに大満足

役場近くにある「元気拉麺味力一杯(みりょくいっぱい)」の店名に引かれ、のれんをくぐって大正解!削り節のだしが香るしょうゆラーメンや、鶏ガラスープがベースのしおラーメンなど、寡黙な店主、立村栄志さん(45)の実直さが伝わるおいしさに大満足します。

西の空に、ひと刷毛描いたような秋雲が流れ、淡い橙色の夕陽がさします。

いつもなら感傷的になりがちな夕暮れどきが、この日の私には甘くおだやかな時間に感じます。きっと、“この町の人柄”に心が満たされたおかげに違いありません。

役場手前の県道219号沿いにある「元気拉麺 味力一杯」

かつお節のだしをしっかりと引いた「元気しょうゆラーメン」(556円)。他に、しおラーメンやみそラーメンも人気

名古屋で修業し、故郷の錦町で店を開いた「元気拉麺 味力一杯」の店主、立村栄志さん

問い合わせ

元気拉麺 味力一杯