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(4)そっくりさんが率いる「吉組(きちぐみ)」 駅近くの人気スポット

月替りの焼酎3種を飲み比べ

(4)そっくりさんが率いる「吉組(きちぐみ)」 駅近くの人気スポット

2016年8月20日
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人吉駅で出迎えてくれた「吉組(きちぐみ)」のメンバー。SL人吉や田園シンフォニーの到着に合わせ、歓待に出迎えるのだそう。住吉則昭さん(65)、高橋敏幸さん(47)、上村義武さん(60)、角谷三千雄さん(74)、竹地史運さん(41)、吉田和子さん(47)、西洋子さん(58)

人吉駅前で、はっぴ姿の人たちに出会いました。“線香屋の定吉”こと住吉則昭さん(65)と、有志からなる人吉のおもてなし集団「相良藩 吉組(きちぐみ)」のメンバーです。人吉駅を拠点に観光列車の出迎えや、ボランティアの観光案内を行っています。

定吉さん(住吉さん)の奏でる拍子木と軽やかなお囃子に何が始まるのかとワクワクしながら待っていると、人吉城をモチーフにした「からくり時計」が動き出し、民謡「球磨の六調子」のメロディーにのせて人形たちが踊り始めました。

「温泉をこよなく愛する相良のお殿様が、湯浴みの後に球磨焼酎を一献、という物語仕立てになっています」と住吉さん。昨年、日本遺産に認定された“人吉球磨のストーリー”を構成する要素がふんだんに織り込まれ、思わず見入ってしまいます。

JR人吉駅前の「からくり時計」。人吉城をイメージした2層3階建の天守で、定刻になると人形のアトラクションがはじまります(7時、10時、12時、15時、17時、19時、21時)

「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」は、鉄道遺産が数多く残る肥薩線や、くま川鉄道の魅力を伝えるミュージアム。昨年5月にオープンして、この7月には早くも来館10万人を突破しました。

「館内から駅前までを往復するミニトレインが人気です。運が良ければSL人吉と併走もできますよ」とは、スタッフの樫本貴さん(44)。肥薩線や、くま川鉄道の魅力を伝えるコーナー、木のプール、カフェなどもあり、大人も子どもも楽しめる空間です。

「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」スタッフの樫本貴さんと廣田雄輝さん(26)。「持ち込みもできるので、休憩スペースで駅弁食べる方も多いですよ」

木のプールなどもあります


列車が大好きな岩本惇弘くん(1)は、里帰り出産で帰省中の岩本喜子さん(32)と祖母の宮崎恵子さん(65)と一緒にミニトレインを楽しんでいました=「人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868」

問い合わせ

人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868

 

28の蔵元の焼酎を取りそろえる球磨焼酎の専門店

駅そばの人気スポットがもうひとつ。球磨川のほとりにある「一期屋(いちごや)」は、28の蔵元の焼酎を取りそろえる球磨焼酎の専門店。

焼酎アフォガードや、球磨焼酎入りソフトクリームを月替わりで提供。有料試飲コーナーでは、常圧・減圧蒸留、樽貯蔵の3つの味わいの違いを飲み比べできます。

日本遺産に認定された「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里 人吉球磨~」というストーリー。そこに含まれる41の有形無形の文化財はどれも、人々の営みのなかで守り継がれてきたものでした。そんな変わらないことの価値に、あらためて気づかされた人吉の旅でした。

月替りの焼酎3種を飲み比べできる有料試飲は400円

一期屋スタッフの高田ゆみさん(42)

生姜リキュール、晩白柚リキュール、コーヒーリキュールの3種類から選べる焼酎アフォガード

問い合わせ

一期屋