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(4)かまどで炊き出すスープで 野菜てんこ盛りのチャンポン

チャンポン

(4)かまどで炊き出すスープで 野菜てんこ盛りのチャンポン

2016年7月2日
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旬の野菜や果物が並ぶ「よりみち」の店内。店頭に並ぶお買い得品コーナーも見逃せません

津奈木町岩城の国道3号。トラックやトレーラーが行き交い、頭上を九州新幹線の高架が交差、その脇では高速道路の延伸工事が着々と進んでいます。この界わいには昼食や土産探しに寄りたい店が並んでいます。

物産館「よりみち」。店内には、町や周辺地域でとれた野菜や果物、鮮魚、加工品がありますが、「イチオシは、出来たてのいきなり団子」とスタッフの稲葉知美さん(47)。

人気のいきなり団子は、鹿児島県長島でとれるサツマイモを使用し、一つひとつ丁寧に手作り。ホクホクと自然な甘さには、お取り寄せするファンも多いそうです。

隣接する「めぐみ工房」で手作りされるいきなり団子1個110円。リンゴの甘煮と粒あん、サツマイモを包んできな粉をまぶした「きなこいきなり」160円(写真左上)も人気です

左より、スタッフの谷口千代子さん(44)、稲葉知美さん(47)、原野照美さん(44)、岩本尚子さん(46)

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よりみち

 

魚介の目利きはまかせて

そして、ランチにいただきたいのが不知火海の新鮮な魚。お食事処「末広屋」。料理長の野﨑彰祥(しょうぞう)さん(57)は、地元の漁協で長年、魚介の販売を担当。「魚介の目利きはまかせて。仕入れには自信があります」といいます。

野﨑さんのおすすめは、今が旬のハモ料理が付いてくる豪華ランチ。海鮮丼やタチウオの天ぷら丼などの一品に、皮焼き、煮こごり、湯引きと、ハモを使った前菜にハモ吸いが付いてくるという豪華さです。

「丼からはみ出るので別皿に盛りました」と、丸ごと1尾分使ったタチウオの天ぷらがメーンの「タチウオの天ぷら丼」。こちらも葉物前菜付きのセットで980円、単品800円=「末広屋」

津奈木町で水揚げされる旬の魚介類を使う「海鮮丼」。7月20日まではハモを使った前菜などがセットになって980円とお得。単品は800円=「末広屋」

「お客さんに喜んでもらうのが一番」と「末広屋」料理長の野﨑彰祥さん(57)

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末広屋

 

野菜がてんこ盛りのチャンポン

そして津奈木町の昼食といえば忘れてならないのが、食堂「みよし」のチャンポン!

店主の秋田セツ子さん(71)が一人で店を切り盛りしています。気さくで元気なセツ子さん、おしゃべりしながらもあれよあれよと調理や配膳をこなしていきます。野菜がてんこ盛りのチャンポンは、コクがありながら、さっぱりしていて、あっという間に完食です。

企業秘密を教えてもらうと、「竈(かまど)にかけた大釜で鶏ガラを炊き出すのがいいみたい。それも、薪でガンガン炊き出さないと、この味がでらんとよ」と言います。

インター開通によってさらに活気づく津奈木町。いくら便利になっても、この町にあるのは人懐こい笑顔と温かい心。そんな温もりこそが、人と人の心をつないでいるのです。

自慢のスープに野菜や魚介など具材のエキスが溶け込む「チャンポン」600円=「みよし」

スープは、かまどにかけられた、この大釜で作ります=「みよし」

毎朝6時からスープを仕込み始めるという女将の秋田セツ子さん(71)。「熊本のあちこちから来てもらって、うれしか」と笑顔がこぼれます

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みよし