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(2)昔ながらの巻きずしと 孝行息子が作る大玉トマト

絹子さんが作る巻きずし

(2)昔ながらの巻きずしと 孝行息子が作る大玉トマト

2016年4月16日
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朝早くから厨房で、「俵山交流館・萌の里」に納品する巻きずしを作る絹子さん

朝早くから自宅の納屋を改装した厨房で、巻きずしを作っている永田絹子さん(55)を訪ねました。

「5時に起きてぇ、巻きずし作って『萌の里』に納品してぇ、朝ご飯を食べてぇ、畑に行きます」と言葉のセンテンスに合わせるように、ノリの上に酢飯や具材を並べます。

最後の「畑に行きます」のタイミングでクルクルと巻き上げるリズムに思わず笑うと「そう言われるとそがんですね」と絹子さんも大笑い。絹子さんの巻きずしは、幼いころの味の記憶を呼び起こす懐かしいおいしさです。

絹子さんが作る巻きずしは、やさしい味わいです。1パック360円。「俵山交流館・萌の里」で販売

前の晩から仕込むという巻きずしの具。手作りの卵焼きの味は最高です

そんな絹子さんが頼りにしているのが長男の暁洋(あきひろ)さん(30)です。大学を卒業し、サラリーマンを経験した後、2年前に就農。現在、大玉トマト作りを頑張っています。

「農業は自己責任。厳しいけれどやりがいがあります」と暁洋さん。口数は少ないけれど、優しくて実直な人柄が伝わります。そんな息子の姿に目を細める父親の悦郎さん(60)。親子で並んだ3人の顔を見比べて…あれま! 暁洋さんが両親の顔を上下半分ずつ受け継いだことが一目瞭然で、またみんなで大笑い。

そんな永田家に響く笑い声には、親子で一緒に働く喜びが満ちあふれているようです。

左から永田暁洋さん、母の絹子さん、父の悦郎さん。両親の顔を半分ずつ受け継いだ息子の顔をご覧あれ!