生活情報紙「あれんじ」公式サイト

(5)2万本のヤブツバキ群生 絶景の天草灘に沈む夕日

西平椿公園のヤブツバキ

(5)2万本のヤブツバキ群生 絶景の天草灘に沈む夕日

2015年11月21日
|

西平椿公園の先に見えるのは、日本で初めての国指定海中公園となった「天草海中公園」。海に浮かぶ岩礁「大ヶ瀬」は、瀬釣りのメッカとしても知られます

海沿いのクネクネとした農道を上っていくとパッと視界が開け、大海原が現れます。コバルトブルーの海の真ん中で、大口を開けたシャチのようにも見える奇岩は「大ヶ瀬(おおがせ)・小ヶ瀬(こがせ)」。天草灘の荒波が岩礁を浸食して生まれた絶景です。瀬釣りのメッカとしても知られ、県内外から釣り客が訪れます。

夕日の時間はまた格別。チラチラと金色に揺らめく波間の果てに沈む大きく真っ赤な太陽が、大ヶ瀬・小ヶ瀬の黒いシルエットを浮かび上がらせます。

これを望む「西平(にしびら)椿公園」は、「日本の夕陽百選」に選ばれています。ぜひ一度見てほしい風景です。

約2万本のヤブツバキが群生するこの公園では、「西平カメリアクラブ」=代表・白迫修一さん(64)=による、椿油の製造を行っています。

椿油の製造所でもあるカメリアハウス。3月に開催される「椿まつり」では、椿油搾油の実演なども行われます

「西平カメリアクラブ」の皆さん。左下から鶴山則吉さん(70)、白迫修一さん(64)、左上から西口太さん(48)、白岩猛さん(38)

海洋性の温暖な気候に恵まれた天草は、昔から各地にツバキが自生していて、ツバキから油をとって暮らしの中に生かしてきました。

白迫さんらは「先祖伝来の椿油です。料理はもちろん、髪の毛の手入れやスキンケアなどにもぜひ活用してほしい」と特産品としてPRに力を入れています。

西平椿公園のヤブツバキは例年12月~3月に見頃を迎えます。3月の「椿まつり」は多くの人でにぎわいます

椿の実の中にある種子をひとつずつ手作業で取り出し、粉砕。蒸気で蒸し上げた後、搾油し、ろ過します

天草椿油50ml900円、120ml 1900円。「お菓子のおおくぼ」でも販売されています

問い合わせ

西平カメリアクラブ

 

問い合わせ

西平椿公園

  • 天草市天草町大江西平
  • TEL.0969-42-1111(天草市天草支所まちづくり推進課産業建設係)
  • ※西平椿公園の遊歩道は傾斜地にあり、自然の形状を生かした道なので、歩きやすい靴がおすすめです