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(2)一仕事終え憩いの昼下がり ツーリズムで地域活性化も

(左下から)松下さん、丸木さん(後列左から)平山さんと堀口さん

(2)一仕事終え憩いの昼下がり ツーリズムで地域活性化も

2015年11月21日
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旧大江中学校を改修した宿泊施設「ブルーアイランド天草」が、「あまくさカラフルツーリズム会」の活動拠点

漁の興奮も冷めやらぬまま、港へ戻り、大江の商店街を散策してみることにしました。すっかり日も上がって、秋晴れのいい天気になりました。

猫がゆったりと通りを横切り、神社の方へ歩いていきます。静かな町並みを歩いていると、どこからか人の話し声が聞こえてきました。

食料品店「みさき屋」のようです。軒先のグリーンカーテンに、鮮やかなピンクの花が咲いています。

マンデビラという花で、聞けば5月〜11月いっぱいくらい花が咲き続けるのだそうです。あまりの美しさに見とれていると、店の奥から「お茶ば飲んでいかんですか?」と声がかかりました。のぞくと、早朝の漁を終えた丸和丸乗組員の丸木太二さんと平山利徳さん、坪口新一郎さんが店内でくつろいでいます。

彼らは漁の傍ら、「あまくさカラフルツーリズム会」という地域活性化の活動に取り組んでいます。丸木さんは、その副会長。地域の漁師、農家らと力を合わせて、農漁村ならではの仕事体験や磯遊びなど、さまざまな体験メニューを提供しています。地元主婦らが作る郷土料理は、宿泊客にも評判です。

「天草の海や山を生かした、大江だからできる体験を楽しんでほしいですね」と丸木さん。子どもたちとの交流を語るみんなの顔は、船上での厳しい顔と違い、別人のようにおだやかです。

教室の名残が残る宿泊室。寝具や調理器具の貸し出しなどもあり、親戚の集まりで利用するケースも多いよう

かつての図画工作室は広々とした男女別のお風呂へと生まれ変わっていました

(左下から)松下さん、丸木さん(後列左から)平山さんと堀口さん