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(4)山の旬を感じる手作りランチ 山江みやげはおまかせの物産館

「日替わりランチ」(730円)

(4)山の旬を感じる手作りランチ 山江みやげはおまかせの物産館

2015年11月7日
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NPO法人「かちゃリンクやまえ」理事長の横山浩之さん

「時代の駅むらやくば」1階のレストラン「やまえのまんま」は、10年前に地元有志が立ち上げたNPO法人「かちゃリンクやまえ」が運営しています。

理事長の横山浩之さん(50)はかつて熊本市内でロボット設計技師として働いていましたが、「子どもを郷里で育てたい」と31歳で帰郷し、実家の仕事を継ぐ傍らで会の活動を行っています。

会が制作した「昭和おもいでかるた」を見つけました。夏の蚊帳(かや)や缶蹴りなど昭和の村の情景が満載で、懐かしくておもしろい絵札や文字札に、思わず笑いが弾けます。

「今後は、地元農産物の加工品も開発したいと思っています」と話す横山さんは、親子で川遊びを楽しむ『万江川塾』も始めました。

「子どものころは川で突き棒漁をしたりして遊んだものです。そんな自然との触れ合いを今の子どもたちにも伝えたくて。『初めてヤマメ獲って、串も自分で刺した~』と喜ぶ姿がうれしいんです。県外からの参加者もあり、村の魅力発信にもなっています」と横山さんは話します。

これで遊べば、座が大いに盛り上がりそうな「昭和おもいでかるた」(1200円)。「時代の駅むらやくば」で販売されています

さて、「やまえのまんま」では、地産地消を心がけた近場の旬が楽しめる「日替わりランチ」(730円)が人気です。昼時ともなると、お客さんが次々に来店しました。

「いつもはの~んびりなんだけど、今日は何事?(客を呼ぶ)福の神がお客さんの中におんなさっとかな?(笑)」と責任者の本山民子さん(60)がおどけてもてなすと、フロア全体が和やかな空気に包まれます。箸袋に印刷された「使うてもろてだんだんなぁ~。また使ってくだいなぁ~」というお礼の言葉ものどかな気分を誘います。

旬の味が並ぶ「日替わりランチ」(730円)。この日は、鶏の照り焼き、サトイモの素揚げなどの野菜料理が並びました

ふんわりと優しい味わいの「ハンバーグ定食」(830円)※写真は定食のメイン料理のみ撮影

この日厨房を担当した地元の女性たち。前列左から宮田敦子さん(69)、本山民子さん(60)、椎葉友子さん(67)、塚本愛佳(あいか)さん(33)

問い合わせ

やまえのまんま

  • 球磨郡山江村山田甲1415
  • TEL.0966-35-7000
  • 営/11時半~13時半オーダーストップ
  • ※夜は10人以上で予約の場合のみ営業
  • ※毎月25日の“居酒屋の日”は18時~21時半も営業(バイキング方式)
  • 休/日曜、祝日
 

地元産の干し梅やゆずこしょうなどがずらり

山江村に来たなら、クリや梅などの「山土産(やまづと)」も忘れてはなりません。「山江村物産館ゆっくり」には、一押しの「山江のびっ栗だんご」をはじめ地元産の干し梅やゆずこしょうなどがずらり。また、クリたっぷりの「栗ソフト」も見逃せません。

山江村の豊かな自然が育んだ農産物や加工品はどれも魅力的。地に寄り添い川に憩う村の暮らしは、この先も豊かに続いてくことでしょう。日が落ちた帰路、この旅でもらった温かな郷愁に寒さも薄らぐ気がしました。

「山江村物産館ゆっくり」。買い物の後は隣接する温泉で暖まって帰るのもいいですね

左から「山江のびっ栗だんご」(150円)、「山江の栗まんじゅう」(100円)。ともに冷凍品があり、夏場は自然解凍、冬はさっと温めるのがおいしいそうです。クリは、やまえ栗、球磨栗を中心に使用しています=「山江村物産館ゆっくり」※両価格は10月2日現在、近日中に改訂予定

味の良さで人気を集める「山江村さおかけ米『ほたる米』」(5kg2450円)=「山江村物産館ゆっくり」

驚くほど栗の風味が濃厚な「栗ソフト」(350円、限定オリジナル商品)。メープルシロップ入りのコーンもおいしい。隣接する「山江温泉ほたる」と九州自動車道山江サービスエリア上り線で販売=「山江村物産館ゆっくり」


明るい笑顔の「山江村物産館ゆっくり」スタッフ・山下梨香さん(54)

「利平栗ようかん」(奥・1404円)、「栗きんとん」(756円)=「山江村物産館ゆっくり」

問い合わせ

山江村物産館ゆっくり

 

問い合わせ

山江村歴史民俗資料館

 

やまえ産業振興まつり

11月15日(日)
■会場/山江村役場前広場
■内容/地元物産品販売、「大河内扇踊り」など
地元中学生や保存会による伝統芸能発表など
■問/やまえ産業振興まつり実行委員会事務局
(山江村役場産業振興課内)
TEL.0966-23-3113


初代「ミスまろんちゃん」決定

9月、同村初のやまえ栗のキャンペーンガール「ミスまろんちゃん」の選出が行われ、村在住で熊日人吉販売センター勤務の久保山慧美(さとみ)さん(24)に決定しました。「甘くて大きい山江の栗のおいしさを世界中にアピールできるよう頑張ります!」と久保山さん。「『やまえ産業振興まつり』はじめ今後1年間のイベントで活躍を!」と山江村物産館ゆっくりも期待しています。

初代「ミスまろんちゃん」の久保山慧美さん