


阿南さんの自宅の広縁に設けられたマラソン記念コーナー。大会出場約580回、フルマラソンは44回出場の輝かしい軌跡が分かります
波野地区にはギネスブックに載るスーパーおじいちゃんがいます。
阿南重継さんは今年90歳。しかも現役のマラソンランナーと聞いて驚きです。
2008(平成20)年の「いぶすき菜の花マラソン」(鹿児島県指宿市)では、当時重継さんは83歳、妻のミヨ子さんは78(現在85)歳と、「161歳の最高齢ペアでフルマラソン完走」でギネスの認定を受けました。
今年2月に行われた「東京マラソン」では、重継さん90歳、娘の中武靖子さん54歳、孫の中武優さん28歳で「家族三世代でマラソンを完走した合計最高齢」で、またもやギネスに認定されたという記録の持ち主です。
自宅には賞状やメダル、トロフィーがあふれんばかりに並べられています。
健康の秘けつは、絶えず体を鍛えること。朝は一杯の牛乳を飲み、野菜、肉、魚をバランスよく食べ、夜は一杯の焼酎のお湯割りを飲むことだとか。
10月には鹿児島県出水市の「出水ツルマラソン大会」に出場するという阿南さん。いつまでも元気で走り続けてほしいですね。

健康の秘訣は毎晩のストレッチ。天突き運動やうつぶせになって両かかとを付ける運動などが元気の源

「夫婦一緒だからこれまで続けてこられました」と阿南さん。左は妻のミヨ子さん(85)。現在は娘さん親子と走るのが楽しみだそう
