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(4)帰郷してイチゴ栽培に励む人 地元愛に助けられて暮らす人

「山都ころっけ本舗」のおいしいコロッケ

(4)帰郷してイチゴ栽培に励む人 地元愛に助けられて暮らす人

2015年9月5日
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自然豊かな山里で、低農薬のイチゴをはじめ、野菜や米を生産しているのが「なかはた農園」を営む中畠由博さん(32)です。

中畠さんが作るイチゴ「紅ほっぺ」はおいしいと評判。現在は苗の作付けに忙しく、11月末から年末にかけて収穫されます。また手作りのジャムもホームページなどで販売しています。

「高校卒業後、ここを離れましたが、大学も就職先も農業に関することに従事しており、いずれ地元で稼業を継ごうと思っていました」という由博さんは、妻の友美さん(31)と当時1歳だった隆之介くん(7)と一緒に、6年前に矢部に戻って来ました。

隆之介くんの下には、進之介くん(4)、優月(ゆづき)ちゃん(2)、実月(みづき)ちゃん(3カ月)がいます。中畠家は由博さんの両親と祖父母の10人の大家族です。

友美さんは、「私は熊本市内育ちですが、ここでの生活が不便だとは思いません。矢部は子どもにとって理想的な環境です」と言って、生まれたばかりの実月ちゃんを抱きしめます。

また中畠さんは、JAかみましき青壮年部(矢部支部)に所属しており、9月23日(水・祝)に「道の駅通潤橋」で行われるイベントを企画しています。

「なかはた農園」の幸せ家族。中畠由博さん、妻の友美さん、隆之介くん、実月ちゃん

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和食・洋食・中華と手作り料理の数々

さて、お昼になりお腹も空きました。食事をするなら「国民宿舎通潤山荘」のレストラン「しゃくなげ」のバイキングがおすすめ。

和食・洋食・中華と手作り料理の数々を存分に味わい、1080円という安さに驚きます。

洋食、和食、中華と手作り料理がたくさん並ぶ、国民宿舎通潤山荘のレストラン「しゃくなげ」のバイキング料理

いろいろ並んでいて、あれもこれもと迷います=レストラン「しゃくなげ」

レストラン「しゃくなげ」の内観。休日はたくさんの客でにぎわいます

通潤橋の近くにある「国民宿舎通潤山荘」

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国民宿舎 通潤山荘

 

赤色のイベントカーで移動販売されています

矢部に来たならばコロッケは外せません。「なんさまうまかけん、食べてみなっせ」と気さくな笑顔で迎えてくれたのが「山都ころっけ本舗」代表の田上徳義さん(66)。「生まれも育ちも矢部にござんすよ」と言うおちゃめな田上さんは「居酒屋かぼちゃ」も経営しています。

町のみなさんが、日々わいわい集まる「居酒屋かぼちゃ」

コロッケの種類はかぼちゃチーズ、赤牛コロッケなど10種類ほどあり、赤色のイベントカーで移動販売されています。

同社のコロッケを作る達人が「キッチン華」を経営する原田千絵さん(53)です。底抜けに明るい笑顔の千絵さんですが、実は20年前にご主人を亡くしました。

「夫を亡くし、子どもを抱えて矢部に戻りました。ここは地域のみんなが家族のようなもので、泣いてる暇なんかないと、お尻を叩かれてね。兄のような徳義さんやみんなに助けられて、元気に子育てをすることができました。ここを離れるなんて考えられません」と千絵さん。

気さくで人なつこい笑顔。ここには、忘れかけていた人情があふれています。八朔祭でにぎわう矢部で、町の温もりに包まれるのもいいものです。

「山都ころっけ本舗」のおいしいコロッケ。1個130円から

「町の人たちは家族同然!」と、笑顔で答える原田千絵さん

「山都ころっけ本舗」代表で、「居酒屋かぼちゃ」の店主、田上徳義さん

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居酒屋かぼちゃ

 

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山都ころっけ本舗(キッチン華)