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(4)田んぼの中で、ちゃんぽん!? 隠れ家おしゃれカフェ

「ランチセット」1200円

(4)田んぼの中で、ちゃんぽん!? 隠れ家おしゃれカフェ

2015年2月7日
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田んぼの中の一軒家「ひのおかちゃんぽん」

「なんさま、すごいちゃんぽんがあるけん、食べてみなっせ」と、地元の人にすすめられ、東の方へ車を走らせました。竹やぶを抜けた田んぼの真ん中にぽつんと立つのが、「ひのおかちゃんぽん」です。巨大などんぶりに盛られ、もうもうと湯気を放ちながら運ばれてきたちゃんぽんは、思わず目を疑うほどのビッグサイズです。

厨房(ちゅうぼう)で特大中華鍋と向き合い、黙々とちゃんぽんを作るのは、長崎の中華料理店で修業した店主の力武真徳(まさのり)さん(30)。「運ばれてきたときに、テンション上がるでしょ?」と豪快に笑います。

丁寧にとった鶏ガラスープに、具材とめんを入れて一緒に煮込むのは、本場長崎仕込みの作り方。“サービス品”という小ぶりのいなりずしが、ちゃんぽんのメガサイズぶりをさらに印象づけます。「女性でも、ぺろっと一杯食べる人もいますよ。是非チャレンジしてください!」。戦うような意気込みでトライするも、女性だと二人でシェアした方がいいことに気づきました。

「ちゃんぽんセット」は、手作り餃子3個といなりずしが2個ついて780円

長崎育ちの店主・力武真徳さん。「母の里である鹿本の皆さんにおいしいと言ってもらえて幸せです」

絶品のチャーハンは、ワンコイン500円。半チャーハン(250円)もあります

問い合わせ

ひのおかちゃんぽん

 

寒い冬空の下でほっこりとなるひととき

かつて村の診療所として親しまれていた築150年の一軒家を改造したカフェが「コチデザイン&カフェ」です。

店舗デザイナーの顔を持つオーナーの中村絵理さん(34)と、弟でシェフの充志(みつし)さん(32)が切り盛りするカフェは、幅広い年齢層の人たちが訪れます。ついつい“おこもりしたくなる”心地よさが人気の秘けつです。

昭和の懐かしい雰囲気を残したインテリアに囲まれながら、静かに本を読む人、おしゃべりに花を咲かせる人、雑貨を買いに来る人など、それぞれの楽しみ方でゆっくり過ごすことができます。「昔、診療所に通っていた地元のおばあちゃんたちから、この場所の昔話を聞くのが楽しくて」と絵理さんはうれしそうに語ります。

ゆっくり歩いた鹿本町で出合ったのは、おいしいもの、伝統の手仕事、味わいのある風景、そしてあたたかい人たち。寒い冬空の下でほっこりとなるひとときが、心に甘い思い出を作ってくれた旅でした。

入り口は、こちら。診療所時代に使われていた古い照明器具や、かまどなども残っています=「コチデザイン&カフェ」

オシャレなカフェスペース。子連れママもゆっくりくつろげる個室もあります=「コチデザイン&カフェ」

抹茶、チーズ、ガトーショコラの「3種のケーキセット」850円も人気です=「コチデザイン&カフェ」

「コチデザイン&カフェ」の中村充志さん(左)と絵理さん。中央は、絵理さんの娘の羽美(うみ)ちゃん(1)

「ランチセット」1200円。この日はエビとモッツァレラのトマトリゾットでした

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コチデザイン&カフェ