生活情報紙「あれんじ」公式サイト

(3)元気な主婦らが作るお弁当 肌触りつるつるの温泉

大迫力の「かっぱちゃんぽん」700円

(3)元気な主婦らが作るお弁当 肌触りつるつるの温泉

2014年12月6日
|

元気いっぱいの「ぱーぷる」の皆さん。右から盛田京子さん(63)、松本由美子さん(64)、谷口富子(とみこ)さん(76)、緒方文子(ふみこ)さん(62)、末松千恵子さん(71)、吉田ミサカさん(67)

「食菜工房ぱーぷる栖本」は、4年前に農家の主婦たちを中心に立ち上げられた弁当店です。現在は町のパワフルなお母さんたち6人が朝から弁当を手作りし、地域の高齢者などに配達することで、“顔の見える台所”として親しまれています。

「一人暮らしの高齢者に弁当を直接手渡ししています。顔を見ると私たちも安心するんですよ」と語るのは代表の真西(まにし)理恵子さん(66)。

今年3月には「ぱーぷる」の敷地内に障害者の就労支援センター「煌樹」(かがやき)を新設し、弁当の配達や料理に使う野菜づくりなどを利用者に手伝ってもらうことで、生きがいの創出にもつなげています。

ご飯だけでも4種類!デザート付きの「行楽弁当」650円 =「食菜工房ぱーぷる栖本」

↑お弁当は10種類以上。一番人気の「幕の内弁当」は550円。高齢者だけでなく、さまざまな職場に配達し、好評です=「食菜工房ぱーぷる栖本」

「冷凍食品を使わず、全部手作りしています」と話す「食菜工房ぱーぷる栖本」の真西理恵子さん

敷地内の畑には、ホウレンソウ、大根、インゲン、里芋などが実り、作業所の人たちとともに手入れをしています。弁当の素材としても大活躍です

問い合わせ

食菜工房ぱーぷる栖本

 

つるつるの肌触りの柔らかいお湯

栖本町の人々の憩いの場となっているのが、かっぱをモチーフとしてデザインされた「栖本温泉河童ロマン館」です。

「栖本が大好き。人がみんな温かいんです」と話すのは、栖本町で育ち、同館で笑顔の接客をするスタッフの岡田理恵さん(23)。「栖本温泉は、つるつるの肌触りの柔らかいお湯。是非来て下さい」と町のピーアールも忘れません。

岡田さんのイチオシは、同館のレストランで一番人気の「かっぱちゃんぽん」です。驚くのはそのボリューム。中太のストレート麺に、エビ、かまぼこ、キャベツなどがてんこ盛りのちゃんぽんを目の前に、戦いを挑むボクサーのような気分でしたが、あっさり完食してしまったのは、かっぱのご加護かもしれません(笑)。

2階の部分がかっぱの顔のように見える「河童ロマン館」。宿泊もできます

大迫力の「かっぱちゃんぽん」700円。豚骨ベースに野菜や魚介のエキスが溶け出し、体がぽかぽか温まります=「河童ロマン館」

→「自分の住んでいる町に天然温泉があるのは、とてもすばらしいことだと思います」と話す「河童ロマン館」の岡田理恵さん

笑顔で迎えてくれた「河童ロマン館」スタッフの皆さん。左から吉田重徳副料理長(39)、値賀(ちが)精一郎支配人(64)、岡田理恵さん、西山栄子さん(60)

光る海と緑の山に囲まれた栖本町。一日この町を巡ると、懐かしい風景に幾度も出合います。それがプチ旅の旅愁をあおります。冬支度を始めた里山に、西に傾く夕日が差し込むと、町は心に染みるようなあかね色に染まり始めました。

問い合わせ

天然・栖本温泉河童ロマン館