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(4)これが本物のトマトの味!主婦らが作る新鮮野菜

清和高原で採れた産直野菜や果物、手作りの加工品などがいっぱい

(4)これが本物のトマトの味!主婦らが作る新鮮野菜

2014年9月20日
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陳列棚には、トマト、クリ、ブルーベリーなどが所狭しと並びます。東京のレストランや一般向けの野菜宅配も行っています

「清和のトマトは、味が濃くて、本物のトマトの味がするよ」

ルビー色のトマトを腕いっぱいに抱え、笑顔を向けるのは、「文楽やさい市」の皆さんです。

今から20年ほど前、清和の高冷地野菜を、全国に知ってもらいたいと、農家の主婦らが中心となって立ち上げたグループです。毎朝、収穫したばかりの朝採れ野菜や果物、そして栗の渋皮煮などの加工品が、清和物産館の陳列棚に並べられています。

「清和ならではのきれいな水と、寒暖の差が生み出す野菜や果物は、えぐみがなくて甘いのが特長です。なんさま食べてみて。たまがるよ」と気さくな笑顔を見せる代表の富田佳子さん(60)。

同館では、同グループが不定期で開催する手作りの「うまかバイキング」も好評で、次回は11月1日(土)~3日(月・祝)(ランチタイム・なくなり次第終了)に予定しているそうです。

清和の特産品であるクリを使い、同館の女性スタッフが手作りしているお菓子があります。クリと白あんを、バターと練乳たっぷりの生地でくるんだお菓子「栗笑い」は、すぐに売り切れるほどの人気商品です。

スタッフ手作りの「清和のまるごと栗ようかん」250円。ようかんの中に清和産のクリが丸ごと入っています

「私たちが腕を振るう“うまかバイキング”に来て下さいね」と語る「文楽やさい市」の本田トヨ子さん(左・65)、富田佳子さん(中)、渡辺節子さん(右・73)

煮染めやだご汁などの郷土料理が楽しめます

「季節によって、材料の配合や焼き時間を変えるので、焼き上がりを見極めるのが難しいんです」と話すのは、スタッフの岩永望佐(みさ)さん(28)。

同館の食事処では、煮染めやだご汁などの郷土料理が楽しめます。中でも、清和産の米で作ったおむすびは、たっぷりの白ゴマが入っており、ほおばると、シャリが口の中でほろりと崩れます。塩味の効かせ方は天下一品。おにぎり一つで、これほど感動したことは未だかつてない! というおいしさでした。

清和高原で採れた産直野菜や果物、手作りの加工品などがいっぱい。これからの季節は、クリの渋皮煮などの人気商品も並びます

「香ばしい皮に包まれた清和産のクリとアンコのコラボレーションは最高です!」と太鼓判を押す「栗笑い」スタッフの岩永望佐さん

清和の特産品や食事処などが充実した「清和物産館」は必ず立ち寄りたい場所


目の前でどんどん売れていく「プチ栗笑い」100円。レギュラーサイズの「栗笑い」は、1個150円

物産館にある食事処でおすすめの「煮染め」(320円)と「おにぎり」(150円)。手作り感あふれる素朴な味

先祖から託された自然は、ときに厳しい表情を見せることもあります。それでも、山の斜面に細く棚田を開き、水を引き、芸能で心癒やしてきたという先人たちのスピリットは、今もこの土地に深く根づいています。幾層にも歴史を積み重ね、新しい風を受け入れながら、清和の里はゆるやかに進化を続けています。

問い合わせ

清和物産館(文楽やさい市・栗笑い・食事処)