生活情報紙「あれんじ」公式サイト

(3)東京から移住、店オープン ここだからできる魅力発信

とれたて野菜のジャルダン風バーニャカウダ

(3)東京から移住、店オープン ここだからできる魅力発信

2014年9月20日
|

人気の「清和産トマトとチーズのピザ」950円。シンプルで、素材の力強さを感じます=「みずたまカフェ」

カフェには、ハンドメイド雑貨がいっぱい。絵画教室やジャズライブなどのイベントも行っています

古里の原風景を残すこの地に魅せられて、移り住んだ人たちがいます。その一組が、「みずたまカフェ」を営む小坂寛さん(40)と妻の和子さん(41)、息子の桔平くん(8)、心乃ちゃん(4)家族です。

夫妻の趣味であるロードバイクで、山の中にあるさまざまなカフェを訪ねるうちに、「子どもたちが伸び伸びと過ごせる環境で、カフェをしながら暮らしたい」という思いが芽生えたと言います。

和子さんが甲佐町(上益城郡)の出身であることから故郷・熊本で土地を探し、4年前に東京から移住しました。

阿蘇外輪山が見渡せるこの場所に出合い、3年かけて建物を手作りし、昨春カフェをオープンしました。絶景カフェでいただくピザやガレットは、素材のおいしさが感じられるものばかりです。

笑顔がすてきな、小坂寛さん(左)、桔平くん(中)、和子さん。「みずたまカフェ」という店名には、いろんな人たちの点と点がつながる場所になってほしいという思いが込められています。末娘の心乃ちゃんは、保育園で不在

寛さんが3年かけて手作りした店舗兼住居。全面ガラス張りの向こう側には、阿蘇外輪山の雄大な風景が広がります=「みずたまカフェ」

問い合わせ

みずたまカフェ

 

吟味した清和の食材で作る料理が評判

「ようこそ。いらっしゃいませ」とステキな笑顔でエスコートしてくれたのが、薪焼き(まきやき)ダイニング「山都茶寮」のスタッフの山屋佳代さん(40)です。

築120年の古民家を改装した洗練された空間は、経年変化の風合い豊かな調度品やテーブル、スタイリッシュなフラワーアレンジと、美意識の高い感性でコーディネートされています。

レストランだけでなく、女性専用の「宿泊施設」(朝夕食付1人1泊2万1600円・3人まで)も完備。10月から野菜を使ったパンやスコーン、焼き菓子の販売も始める予定=「山都茶寮」

「お客さまは、遠方からわざわざ足を運んで下さる方ばかり。楽しいひとときを過ごしていただけるとうれしいです」と語る柏原麻友子シェフ(左)と山屋佳代さん=「山都茶寮」

ピカピカに磨かれた床や、テーブルに飾られた季節の花々から、細やかな気配りが感じられます

柏原麻友子シェフ(34)が吟味した清和の食材で作る料理が評判で、遠方からその味を求めて多くのグルメが訪れる店なのです。

フランスで修業し、2年前に神戸からこの地に移り住んだ柏原シェフは、「大地の香りが宿る清和の米や野菜のエネルギーに魅せられました」と語ります。

ジビエ料理をいただきました。「山の果実や木の実を食べて育った“鹿肉の薪焼き”山都産ブルーベリーソース」は、木製のプレートに自家製はちみつやイチジクのキャラメリゼなどが添えられた野趣に富んだ盛りつけです。

コリアンダーや山椒の実をブレンドしたブルーベリーソースに絡めていただくと、滋味深いおいしさに満たされます。

前菜は「とれたて野菜のジャルダン風バーニャカウダ」。イエロートマト、パプリカ、オクラなど、季節の野菜を、パルメザンチーズのソースでいただきます=「山都茶寮」

「プティフール」は、カボチャとウコンのクッキー、ニンジンとパプリカのクッキーなど。野菜をふんだんに使い、甘さを抑えたカラフルなスイーツ

ランチのコース料理(3800円)のメーンディッシュ「山の果実や木の実を食べて育った“鹿肉の薪焼き”山都産ブルーベリーソース」

問い合わせ

山都茶寮