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(2)創作意欲をかきたてる景観 多くのアーティストが移住

開放感たっぷりな「木の香湯」の露天風呂

(2)創作意欲をかきたてる景観 多くのアーティストが移住

2014年7月19日
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「住んでいるからこそ分かる山の景色の変化を描いていきたいですね」と中尾さん=アトリエだんだん

久木野地区の田畑や山々が織りなす美しい山里の景観にひかれ、多くのアーティストが移り住んでいます。

平成20年に移り住んだ画家の中尾和弘さん(51)も、南郷谷の風景に魅了された一人です。

「師事していた先生の別荘が久木野にあり、おじゃました時に阿蘇五岳の景色に感動し、こういう場所で絵を描きたいと思って」。移住した頃は独身だったそうですが、数件隣の別荘に住んでいた奥さんと知り合い、結婚したそうです。

このアトリエを遊び場のように元気に飛び回っているのは、中尾さんの愛息の亘くん(3)。緑豊かな林に囲まれた環境がお気に入りのようです。

毎年10月には、南郷谷を一つの美術館に見立てたアートイベント「南阿蘇村谷人たちの美術館」が開催されます。

実行委員長を務める中尾さんは、「南阿蘇在住の作家の工房をめぐると、作品だけでなく、南阿蘇での暮らしぶりにも触れることができますよ」と、その魅力を話します。

木立に囲まれたアトリエ。 http://atelier-dandan.com/ =アトリエだんだん

かつて半導体の設計士をしていたという画家の中尾和弘さんと、取材のために保育園から早めに帰ってきた息子の亘くん=アトリエだんだん


写真から描く肖像画。遺影のためにとオーダーする人もいるとか。額縁込みで3万円〜=アトリエだんだん

南阿蘇村一帯が美術館になる「谷人たちの美術館」。今年は10月1日(水)~14日(火)に開催予定=アトリエだんだん


問い合わせ

アトリエだんだん

 

ちょっとぬるめのお湯は、長湯するにはぴったり

さて、久木野のいたる所では、阿蘇五岳の雄大な景観が望めます。2カ所ある公共温泉からの眺めも最高です。

露天風呂を備える「木の香湯(このかゆ)」がそうです。ちょっとぬるめのお湯は、長湯するにはぴったり。毎月26日の「風呂の日」には、バラ湯やゆず湯など四季折々のお湯が楽しめます。

もう一つは、宿泊施設も備えた「四季の森」。早朝からオープンするため、地元の人の利用も多いそうです。

「久木野は熊本市内より5度くらい涼しいんですよ」と支配人の市原和昭さん(41)。温泉でさっぱりした後、山からの風に吹かれながらの湯上がりは心地よいものです。

開放感たっぷりな「木の香湯」の露天風呂。入浴料大人300円、小学生150円=木の香湯

久木野産の木材で建てられた木の香りの漂う温泉館=木の香湯

「山の景色と温泉でゆっくりくつろいでください」。左より、スタッフの今村カズ子さん(65)、支配人の市原和昭さん、スタッフの後藤和子さん(54)=木の香湯


美人の湯と呼ばれる柔らかな湯が人気。入浴料大人300円、小学生150円=四季の森

あか牛やソバ、山菜など、南阿蘇の食材を使った料理が楽しめるレストランも併設=四季の森

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木の香湯(このかゆ)

 

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四季の森温泉