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(3)ランが咲き誇る戸馳島 土日は甘い特製スイーツ登場

(3)ランが咲き誇る戸馳島 土日は甘い特製スイーツ登場

2014年6月7日
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リニューアルしてより印象が深くなったJR三角駅の駅舎

戸馳島(とばせじま)にある「戸馳花の学校」には、美しいランの花をはじめ、多種の花が咲いています。

「こんにちわ!」と満面の笑みで、エプロン姿の野村烈さん(40)が出迎えてくれました。まるでお花屋さんの格好ですが、実はこの方、宇城市三角支所経済課商工観光係の方で、三角をこよなく愛するスポークスマンのような人なのです。

花屋さんではありません。宇城市三角支所の野村烈さん。この笑顔に癒やされます

「戸馳花の学校」横の「戸馳神社」境内にある仁王像。体の痛いところを仁王像の同じ箇所に当てると痛みがやわらぐという説も

鮮やかな色に咲き誇る、戸馳島名物のランの花

 

三角で採れた果物が入った土日限定の人気スイーツ

園内にある「森cafe」で、野村さんおすすめなのが、「デコラッペ」。デコポンのスムージーとソフトクリーム、三角で採れた果物が入った土日限定の人気スイーツです。「森cafe」の営業期間は7月19日(土)〜8月31日(日)、夏休み期間中の土・日・祝日です。

「戸馳花の学校」の中にある「森cafe」で人気の「デコラッペ」580円

「森cafe」のスタッフの上原昌代さん(31・左)と坂口明良(あい)さん(30)


花に携わっていられるのは幸せ

園内のA棟でランを栽培しているのが、「藤永農園」の二代目、藤永篤史さん(36)。

「花作りは、心を豊かにしてくれます。お花を贈るときって、その人の心もおだやかなときでしょ。また、贈られる人も優しい気持ちになれて感謝できて。そんな花に携わっていられるのは幸せです」と藤永さん。

しかし、ランを育てるのは難しいというイメージがあります。「水をやりすぎないことが大切です。春・夏は1週間に1度、秋・冬は2週間に1度くらいかな。ランは木やコケに宿るのが好きなんです。夏は涼しくて、冬は暖かい場所に置いてあげてください」とアドバイスしてくれました。

「戸馳花の学校」のA棟でランを栽培し販売する「藤永農園」のみなさん。左から尾村美幸さん(19)、藤永勝憲さん(34)、尾崎舞子さん(32)、藤永篤史さん、尾崎法子さん(25)


創業以来、変わらぬ味

ところで、海沿いで作られるしょうゆは甘辛くて濃厚です。熊本独特の味といっても過言ではないでしょう。

創業以来、変わらぬ味を守り続けているのが、「みなとしょうゆ醸造元」。店先で、姫路(兵庫県)から天草に里帰りしていたお客さんと出会いました。

「牛深出身でね。海の近くで育ったもんだから、甘辛のしょうゆじゃないとだめで。ここのが一番おいしい。いつも、送ってもらっているけど、里帰りした今回はお店を訪ねました」と吉田茂穂さん(61)。

名物の「一番しょうゆ」は刺し身にはもちろん、たまごかけごはんには最高です。

姫路から帰郷し、「みなとしょうゆ醸造元」を訪れた吉田茂穂さんと妻の美智子さん(61)

「みなとしょうゆ醸造元」の店内には、他にももろみやミソなどが販売されています

「みなとしょうゆ醸造元」で人気の3本。左から「うまくち醤油」450円(1リットル)、「一番しょうゆ」700円(1リットル)、「かつお調味」1190円(1リットル)

「みなとしょうゆ醸造元」の三代目社長の植田耕清さん(47)