平日の昼下がりにもかかわらず客足が途切れないのは、地元で40年愛される「森本からあげ」です。
販売は「骨なし」と「骨付き」の2種のみ。「一つ食べてみんね」と差し出された「骨なし」は、パン粉を使ったクリスピーな衣とその下のジューシーな肉が絶品。常連客がキログラム単位で買い求めていくのも納得のおいしさです。


熱烈なファンが多い「森本からあげ」
←写真の「骨なし」210円(100g)のほか、「骨付き」150円(100g)も=「森本からあげ」
もちもちの食感がユニークなシュー皮と濃厚なカスタードクリーム
「子どもに安心して食べさせられる材料で作りたい」と、二児の母である牧久美子さん(34)が昨年開いたのが「菓子工房にじいろ」。使う小麦粉はすべて熊本県産です。
人気の「にじシュー」は、もちもちの食感がユニークなシュー皮と濃厚なカスタードクリームが絶妙。「見る人みんなを幸せな気分にする虹のようなお店を目指したい」という牧さんの願いが、一つひとつのお菓子にこめられているようです。

左は、ふわふわのブッセ生地にチーズクリームを入れた「ぷちまる」120円。右は「にじシュー」100円。「阿蘇deスイーツめぐり」開催期間中はチケット1枚で各1個、計2個を提供=「菓子工房にじいろ」

紺地に白く店名を染め抜いたシックな外幕が目を引く「菓子工房にじいろ」

阿蘇とお菓子作りをこよなく愛する「菓子工房にじいろ」店主の牧久美子さん
38年間愛されているラーメン
「ひと昔前の内牧は、それはにぎわっとりました」と開店当時の思い出を語るのは、38年間愛されているラーメン店「アソ白龍」の林徹二さん(65)。
「昔からの熊本の味ですたいね」と林さん。そんな「熊本ラーメン」一筋の林さんが作るラーメンは優しく懐かしい味わいです。

「熊本ラーメン」600円=「アソ白龍」

具がみっちり詰まり、食べ応えあるギョーザ(一皿450円)=「アソ白龍」

いつもにこやかな笑顔で迎えてくれる「アソ白龍」の林徹二さん
〝阿蘇のおっかさん〟の味
道の駅「阿蘇」では、内牧などの主婦らが作る「阿蘇おふくろ工房」の商品が人気。中でも好評のたかな漬けは、これぞ〝阿蘇のおっかさん〟の味でおみやげに欠かせません。
内牧を一日巡って大空に目を転じると、阿蘇五岳が大空いっぱいに描く〝涅槃像(ねはんぞう)〟がくっきりと鮮やか。その雄大なスケールが育んだ自然や人情にめぐり合えた旅でした。

(左から)「阿蘇産大豆納豆」250円(85g×2)、「和風ソース豆腐ハンバーグ」420円(60g×2個)、「あか牛ハンバーグ」435円(120g)=「阿蘇おふくろ工房」/道の駅「阿蘇」

阿蘇産高菜100%使用の「阿蘇本漬けたかな」(左)395円(250g)、「阿蘇本漬けきざみたかな」220円(100g)=「阿蘇おふくろ工房」/道の駅「阿蘇」
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