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(3)JR有佐駅の新駅舎が完成 駅前を盛り上げる人たちの思い

(3)JR有佐駅の新駅舎が完成 駅前を盛り上げる人たちの思い

2014年4月19日
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この春、有佐駅に新駅舎が完成しました。待合室には鏡町の特産物を使った、畳敷きの長椅子や壁には畳表の飾りがしつらえてあります。

「昔の駅前は、商店街が連なっていて、たくさんの人でにぎおうとったもんね。新駅舎には、そんな時代を取り戻したいという期待が大きいとたい」と言うのは、駅前区長の岡本太さん(65)。

完成したJR有佐駅の新駅舎

駅前の地蔵さんへと案内する岡本さん。自転車にまたがる姿も若い若い!

鏡町を愛してやまないという岡本さんの住まいは、宮原町との町境にあります。

「一歩渡れば宮原町ばってん、私しゃ、鏡町の人間(笑)」という岡本さんが、駅前にある、きれいな顔のお地蔵さんを見せてくれるというので、ついて行くことにしました。

さっそうと自転車にまたがった岡本さん。ペダルをこぐ足取りも軽やかです。

とても気さくな、駅前区長の岡本太さん。本業は畳表やゴザの製造

大正14年に建立されたというお地蔵さんは、優しい顔をしていました。地蔵堂の掃除を欠かさないという、隣に住む坂田正恵さん(71)は、「毎朝、炊きたてのご飯とお茶、そして般若心経の巻物一巻をお供えします。いっちょん、苦にはならんです。昔からこの地区の人たちに大切にされてきたお地蔵さんだけん、これからも守っていきます」と言います。

地域の人たちに大切にされているお地蔵さん

お地蔵さんのお世話をしている坂田正恵さん

春の鏡町でよく見かけたのが、菜の花畑。有機栽培の菜の花を原材料とした加工品を生産・販売している「やつしろ菜の花ファーム987」の岡初義さん(57)に出会いました。

もともと岡さんはイ草農家。循環型農業の取り組みとして菜の花畑を手がけています。

岡さんの菜の花畑を訪れると、一面に広がる、鮮やかな黄色が目にまぶしく映ります。あたりには菜の花の匂いが漂っていました。

菜の花のはちみつ、オイル、米、酢、酒などの加工品が人気で、「八代よかとこ物産館」で販売されています。

やつしろ菜の花ファームで作られている加工品。左から、純米酒「菜々」(720 ml、1300円)、なの花はちみつ(180g、1140円)、なの花米(2kg、1140円)、なの花米玄米黒酢(720 ml、2380円)、なの花オイル(455g、1140円)※全て税別(希望価格)

「やつしろ菜の花ファーム987」の代表、岡初義さん

 

紙面の料金、価格は3月下旬に確認した情報です。4月からの消費税増税に伴い料金や価格が変更されている場合もあります。現時点の価格については、問い合わせ先にご確認ください。