
校舎のエコ改修進み 広がる“ゴミニケーション”の輪
2012(平成24)年に、県内の中学校でいち早く校舎のエコ改修を行った水俣市立第一中学校。夏場は夜間の冷気、冬場は日中の日射熱を教室に取り込む専用窓や送風ダクト、空気を循環させるシーリングファンを教室内に設置するなど、自然の涼しさと温かさを最大限に活用した環境整備が行われています。
また全国に先駆けてゴミの分別回収に取り組んできた水俣市では、現在21種類にゴミを分別。家庭ではもちろん、中学校でも「環境ISO委員会」が率先して声掛けを行い、これらを徹底しています。藪隆司校長は、「校区ごとに立ち会い回収が行われ、生徒たちもできる限り参加しています。限りある資源を大切にする意識の醸成と、地域との“ゴミニケーション”の場になっています」と話します。
(ほま)
水俣市立第一中学校区を担当する熊日販売センター
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