
川尻の食・文化・歴史をまとめた「川尻モノ知り歩き。」。「くまもと工芸会館」などで無料配布しています
川尻の歴史や伝統、おいしいものをめぐるなら、完成したばかりのガイドブック「川尻モノ知り歩き。」を入手するのがおすすめです。
「老舗の店から個性ある店まで、おもしろい店がたくさんあることを知ってほしくて」とパンフレットを制作した「川尻青年協議会」代表の林琢磨さん(41)。8月15日(水)には「川尻精霊流し」、8月25日(土)には夏祭り「川尻わっしょい」が開催される予定です。
川尻モノ知り歩き。
問/jimu@kawashiri-sk.kzln.jp(川尻青年協議会)
くまもとよかとこ案内人の会
TEL.096-356-2333
電話対応時間/9時~17時(土・日曜、祝日9時~16時)
川尻の旅のおみやげ ミルクたっぷりのしっとりマドレーヌ

ジャージー牛乳をたっぷり使った「然もありmilk」。写真奥は手土産におすすめの箱入り(5個)950円
わざわざ車を走らせて買いに行きたいのが「ガトーアンリー」のケーキとパン。手土産にも最適な「然(さ)もありmilk(ミルク)」(1個190円)は、オーナーの佐藤栄起さん(47)が「超うまい」を連発するほどの自信作です。
一見すると小豆入りのマドレーヌですが、食べてみるとミルキーでしっとり。「鹿児島の『白熊』をイメージして、練乳の甘さ、かき氷の口溶けを焼き菓子で再現するために試行錯誤しました」と佐藤さん。今でもアイデアが浮かぶと、焼き方や配合を微妙に変えているそうです。
「一つひとつ、丁寧に焼いています」。そう語る佐藤さんの言葉に、川尻の職人らしいこだわりを感じます。

天明新川の近く。「カレーパン」や「川尻あんぱん」も人気です
旅の終わりに・・・
古くから続く商人町・職人町の川尻。取材をしていると「〇〇さんの店には行くの?」と聞かれたり、下校中の子どもたちにあいさつされたり。町中が顔見知りという雰囲気に、心がほっこり癒やされました。
各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。