写真上左から、すいか、水鳥、桃、下左から水芭蕉、キキョウ、しゃくやく。1個250円

白豆と砂糖、そして少しの餅米を入れた煉り切り(ねりきり)と、小豆と砂糖のあんで作る上生菓子。5色の煉り切りを組み合わせて微妙な色のグラデーションを仕立て、水鳥やキキョウ、スイカなど、夏らしい和菓子をみるみるうちに作り上げていくのは「菓匠たてやま」の立山學さん(66)です。

熊本県のPRで台湾でも和菓子作りを披露した立山學さん

「和菓子は美しい見立てを目で楽しみ、ほっとする甘さに素材の味を感じ、菓名に付けた季語など、日本の四季を感じながら味わってもらいたいですね」と立山さん。ところで失礼な話ですが、無骨な風貌から生まれる繊細な和菓子のたたずまいに驚くことしきり。聞けば、立山さんは学生時代は柔道部に所属していたそうです。大きな手は白くふくよかで、和菓子職人として積み重ねた経験の重みが伝わってきます。

煉り切りを形作るヘラなどの道具類は、立山さん自身が作ります

彩りも涼しげな夏のお菓子は手前から「石清水」、「黄桃入り あさがお 淡雪」各3個入り540円

菓匠たてやま

熊本市南区川尻4-1-43

TEL.096-357-9356

営/9時~19時

休/なし

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