真っ赤に色付いたミニトマト。1日2千ケース、6月末まで出荷が続きます

八代平野でイ草とともに「日本一の生産量」を誇るのが冬春トマト。郡築十一番町にある「エコファーム立石出荷組合」は、ミニトマトに特化した生産者のグループです。代表の立石修治さん(67)や長男耕一さん(39)、次男健二さん(38)のほか3軒の若手生産者も加わり、意欲とエネルギーがあふれています。合計6.4haの畑から1日2千ケースのミニトマトを出荷するそうです。

耕一さんは2009年度の第50回県農業コンクール新人王部門で優賞に輝いています。安定した出荷のための生産管理や障害者の就業など、ミニトマトの味を追求すると同時に地域が潤う農業への取り組みが評価されたそうです。

耕一さんらが作るミニトマトのおいしさの秘密は、100年余り前に出来た郡築干拓のミネラル濃度が高い土壌にあります。このミネラルを吸収することで、糖度と食感が増し、濃厚な味わいになるとのこと。

「おおらかなおやじさんにひかれて入社しました」と話す社員の杉本さんは宮崎出身

整然と清潔に保たれたミニトマトのハウス

干拓地の畑だから、ミネラル豊富で糖度も高いミニトマト。果肉がしっかりしているため日持ちがいいのも特長です

出荷の最盛期を迎えたハウスでは、整然と植え付けられた苗木に真っ赤な実が鈴なりになっていました。「糖度は平均で8度。フルーツのように甘いんですよ」と次男の健二さん。主に関東や関西に出荷され、熊本市の大手スーパーでも販売されているそうです。

「のびのび仕事ができるのも、おやじさん(修治さん)がドンと構えていてくれるから」と生産者や息子たちに頼りにされる修治さん。「若い人たちが頑張ってくれるのがうれしい」と、次代の農業を担う皆さんに囲まれて目を細める姿が印象的でした。

「エコファーム立石出荷組合」のみなさん。左から立石健二さん、宮崎修太さん(34)、城信吾さん(39)、杉本飛翔さん(23)、立石修治さん、松嶋晃司さん(25)、田河内裕之さん(38)、立石耕一さん

エコファーム立石出荷組合

八代市郡築十一番町102-2

TEL.0965-37-1982

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