ナチュラルな風合いの服やバッグや帽子などの小物が所狭しと並んでいます

「御船町恐竜博物館」近くの路地に、白壁土蔵のギャラリー喫茶「福永幸山堂御船ギャラリー」があります。ちょうど、店主の福永スィリポーンさん(58)が、柿渋で染めた布を干していました。

タイのチェンマイ出身のスィリポーンさんは、夫の福永啓さん(58)と34年前にチェンマイで知り合い結婚しました。1989(平成元)年に熊本市中央区の「上乃裏通り」で店を始め、手織りや手染めの雑貨、東南アジアの衣類、布、雑貨を販売。12年前に啓さんの実家がある御船町に移転しました。

「昔はおとなしかったのに」「あなたはすごくやせてた!」と言い合いながらも仲がいい福永さん夫婦

白壁土蔵の「福永幸山堂御船ギャラリー」。脇に置かれるのはタイの自転車タクシー・サムロー

「タイカレーのランチもありますが、新型コロナウイルスの影響で今はお休み。来年には再開する予定です」と言って、庭で摘んだアンチャン(日本ではチョウマメ)の花のハーブティーをごちそうしてくれました。鮮やかなブルーの花は、タイから種を取り寄せ育てているそうです。

「昨年、アンチャンの花でそうめんとパスタを作ってみました」と、啓さんが紹介してくれたのは、鮮やかなブルーのパスタとそうめんです。そうめんは吉無田高原の水を使い、今年から材料となるデュラムセモリナの小麦を御船町で栽培するそうです。珍しい青のパスタ麺は涼やかで、カラフルな緑黄野菜と一緒に調理すると、写真映えしそうです。啓さんは、「新しい御船の特産品に育てていきたい」とも話してくれました。

ブルーのグラデーションがきれいな「手延べ御船そらいろそうめん(写真右)」550円、「手延べ御船そらいろパスタ」660円(いずれも税込み)

店の庭に咲いていたアンチャンの花。スィリポーンさんが摘んで、お茶にしてくれました

福永幸山堂御船ギャラリー

上益城郡御船町御船1000-1

TEL.096-282-3443

営/10時~17時

休/月曜

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