美しい刺しゅうで描かれたインド製のリボンがたくさんそろえてあります

豊前街道を南へ下る坂の右手に、異国情緒が漂う一角があります。インドを中心に海外の布物を扱う「FOLK MATERIAL Reborn(フォークマテリアル リボーン)」というお店です。オープンして7年になるそうです。

繊細な刺しゅうが施されたインド製のリボンや、艶やかなカシミアのショールの織物など、その世界は独特です。

染め物などに使うスタンプも小林さんがインドで見つけてきたものです

世界各国の美しいストールや布物が売られています

「若い頃からインドには頻繁に出かけていました。刺しゅうや織物の素晴らしさなど、私の感覚はインドで鍛えられました」と話すのは店主の小林滝(りょう)さん(40)です。

小林さんは年に数回、アジアやヨーロッパに出かけて珍しい布物などを探して来るそうです。「この春も海外に出かける予定でしたが、コロナウイルスの影響で当分は無理でしょうね」と残念がります。しかし、店内にそろえてある鮮やかな布物の美しさは、店を訪れる人の心を晴れやかにしてくれるはずです。

小林さんが手作りしたコースーターのオブジェ

「FOLK MATERIAL Reborn」の外観

若い頃からインドに魅了されたという小林滝さん

小林さんの店の前から眺めた豊前街道

小林さんのお店のすぐ近くに「護国山金剛乗寺」があります。天長年間(824~834)に空海によって開かれ、西の高野山とも呼ばれた由緒ある寺です。

このお寺のシンボル的な石門は異国を思わせるようなデザインで、1804(文化元)年築造とされ、山鹿市の有形文化財(建造物)に指定されています。

石門の屋根の上に数個の小石が乗っていました。「小石が屋根に乗っかると願い事がかなう」という、神社の鳥居のような言い伝えが観光客に広まったことからだそうです。

もう少し下ると湯の端公園が見えてきます。園内にはあし湯があり、ここでしばし休憩。ぬるめのお湯に足をつけると、言いようのない心地よさに満たされます。

小林さんの店のすぐ近くにある「護国山金剛乗寺」の石門

FOLK MATERIAL Reborn

山鹿市山鹿1588

TEL.0968-36-9322

営/11時〜18時

休/不定

次は:(4)「もう、そがんなるですたいね」 あの日の笑顔に再会


各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。