
右が「いしがき饅頭」120円、中上「いきなり団子」同、中下「福の神饅頭」110円、左「カルデラ蒸しパン」486円
移動販売からスタートし、現在の場所に店を構えて30年という「渡辺饅頭店」。「いきなり団子」や甘酒まんじゅうの「福の神饅頭」など、素朴なまんじゅうが人気です。
「福の神饅頭は小里にある『福の神大黒天』にちなんで作りました。ここは、宝くじが当たる神様として有名なんです」と朗らかな笑顔で教えてくれたのは2代目の渡辺公介さん(49)です。
オレンジのひさしが目印の「渡辺饅頭店」
右から渡辺保介さんと息子の公介さん
おいしさへのこだわりは、良い材料を使うことと、長しゃもじで手練りする自家製あん。しっとりとツヤのあるあんは甘さ控えめで、何個でも食べられそうです。
現在は息子の公介さんが中心になって店を切り盛りしていますが、「仕事は生きがい。まだまだ引退はしません」と、初代の保介さん(82)も元気に工房に立ち続けています。
「福の神饅頭」は、温度が30度のムロで発酵させた後、蒸し器で蒸し上げます
「福の神大黒天」にちなんだ自家製あんたっぷりの「福の神饅頭」
各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。