休校中の槻木小。「まなびや」の加工所とレストラン、槻木診療所(週2回の診察)を併設しています

綾北川の右が槻木小。橋の左手には槻木中があり、かつては川をプール代わりにして遊んでいたそうです

昔懐かしい丸型ポスト(現在は使われていません)

くま川鉄道多良木駅前の「多良木えびす物産館」で売り切れ続出の総菜があると聞きました。おいしい総菜を作っているのは、槻木小にある「槻木の味処(どころ)まなびや」のみなさんです。ここは、槻木小が休校になった翌年の2008(平成20)年に、土日限定の食事処として営業を開始しました。その後、学校再開中は学校給食を請け負い、再び休校となった今は総菜加工所兼食事処として活動を続けています。

「まなびや」の総菜なども販売されている「多良木えびす物産館」

「学校が閉じているのは忍びなかったし、地域の人が集える場所をつくりたくて始めました。調理や食材の仕入れも、槻木の皆さんに協力してもらっています。この辺は渓流釣りも盛んで、福岡や宮崎のお客さんも来てくれます。事前に予約があれば、校内でランチを楽しんでもらえます」と、代表の落合龍見さん(60)。

左から「まなびや」の落合龍見さん、黒木チハルさん、宮原勝子さん、清掃担当の黒木ツギヨさん(72)

調理を担当するのは、黒木チハルさん(77)と宮原勝子さん(78)の2人です。「毎朝3時には調理を始めます。7時に物産館へ納品すれば仕事は終わり。そこから畑仕事ができるけん、ちょうどよかとです」と、黒木さん。また「この場所があるけん、野菜作りにも張り合いが出ます」とは宮原さん。そんなお二人の元気が料理にも注がれており、いただいた煮物や鹿の唐揚げは、心と体に力がみなぎるおいしさでした。

鹿肉の唐揚げやイノシシ肉の煮もの、季節野菜の煮しめといった手作りのお総菜。「多良木えびす物産館」で購入できます

かつての給食室を加工所として活用しています

槻木の味処 まなびや

球磨郡多良木町槻木713(槻木小学校)

TEL.0966-44-1123(落合)

営/11時〜14時(前日までの予約が必要)

休/第2火曜

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