おすすめの「自家製ソーセージプレート」1500円と店オリジナルのクラフトビール1杯500円~。メインディッシュやスープ、デザートなどがいただける「ランチコース」2500円〜もあります

チェコ出身のシェフが腕を振るうレストランが美里町にあります。日本一の石段として知られる「釈迦院御坂遊歩道」の入口にある「ソーセージ・フェスト(SAUSAGE FEST)」は、オーナーシェフのラディスラブ・ハイジマンさん(37)が作る自家製ソーセージとクラフトビールが自慢の店です。

「山奥の店なのに、わざわざ足を運んでくれるのがうれしいですね」とラツィさん。土日は満席になることも多いので、予約してお出かけください

天井に飾られたハーブや草花のドライフラワー、鹿の角をあしらったインテリアに異国情緒が漂います。その一方で、すげがさや鉄瓶、畳など和のアイテムも置いてあり、まさしく和洋折衷。

「ラツィと呼んでくださいね」と親しみやすい笑顔で迎えてくれたラツィさん。名刺には「ハイジマン・ラディスラブ」と印刷されています。「日本で仕事をするのだから、名前も日本と同じ並び順にしています」と言うラツィさんは、16歳で料理の道を目指し、イギリスでの修業を経て24歳で来日。東京のレストランに勤務した後、オランダ大使館の大使公邸マネジャーを務め、大使館主催のイベントやレセプションなどを任されていたそうです。

熊本とのご縁は、3年前の春に観光で美里町を訪れた際、美しい自然や住む人の優しさに魅了されたことから。行動的な彼は、すぐに東京の生活を片付けて美里町に移住したそうです。

その後、「美里町で自分の料理を提供したい」と、町の中心部から車で20分ほどの釈迦院川が流れる場所で2017年10月に現在の店をオープンさせました。

山の風景にしっくり馴染む「ソーセージ・フェスト」。もとはうどん店だったと聞いてびっくり

熊本のビール仲間「ダイヤモンドブルーイング」(東区長嶺)と共同で作ったオリジナルクラフトビールのほか、各地域のビールもそろいます

この店でぜひ味わいたいのが、全て手作りで2週間以上熟成させた自家製ソーセージとビールです。チェコでは国民1人当たりのビール消費量が世界一だそうです。ハーブの香りが食欲をそそる「自家製ソーセージプレート」はその時々で種類が変わり、取材時は「フェンネルのソーセージ」を出してくれました。

料理の途中、店先で育てるハーブを摘んで盛り付けの飾りに。フレッシュな香りもソーセージの味を引き立てます

じっくりと熟成中のソーセージ。今年3月には道の駅美里の「佐俣の湯」の敷地内に工房も完成。「佐俣の湯」や熊本市の飲食店からオーダーを受け、その店オリジナルのソーセージも作っています

じっくりと熟成させたソーセージは、パリッとした皮の食感とジューシーな肉のうま味に、ほのかに甘いフェンネルの香りが広がります。さて、ここでラツィさん自慢のクラフトビールを飲みたくなるところですが、ハンドルキーパーのいない今回は我慢、我慢。代わりにハーブとライムを入れた冷たいお水をいただきました。

SAUSAGE FEST

下益城郡美里町坂本2547ー3

TEL.0964-46-2622

営/12時~15時(OS14時半、夜は4名以上で要予約)

休/月曜

次は:(4)七郎次水源の水で育つヤマメ 塩焼きは串のまま豪快に!


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