「瓦せんべい」1袋2枚入り80円。5袋入りパック410円。箱入りもあります

昔ながらの味を伝える「樋口菓子舗」の瓦せんべいは、懐かしい甘さが郷愁を誘います。

店の奥から焼きたての甘い香りが漂ってきます。4代目の樋口紀貴さん(45)が汗を流しながら丁寧に瓦せんべいを焼いています。

「瓦せんべいは曽祖母が考案したんです。昔は調味料などを売って商売していたそうですが、せんべいを焼いて売るようになって、そっちが評判になったそうです」と紀貴さん。

一枚一枚丁寧に焼き上げる「樋口菓子舗」の瓦せんべい

「北里柴三郎にちなんだせんべいも作りたいですね」と樋口紀貴さんと妻の恵利子さん(44)

軽い食感のせんべいに、ショウガ風味の砂糖をかけた素朴なお菓子は、口の中に入れるとシュワッととけていきます。

紀貴さんの代になって改装した店内には、曽祖母のたんすや長持ちが置かれてあり、ひ孫たちの商売の心意気を見守っているかのようです。

樋口菓子舗

阿蘇郡小国町宮原1585-2

TEL.0967-46-2284

営/9時~18時

休/不定


コクがあるのにさっぱり 黒豚専門店のメンチカツ

しゃぶしゃぶ用やトンカツ用、スペアリブなどが並ぶ純粋バークシャー種の精肉。電話やファックスでお取り寄せもできます

商店街にある黒豚専門の精肉店が「黒豚屋」。ショーケースに並ぶのは、菊池市旭志で肥育される純粋バークシャー種のみで、肉のきめが細かいのが特長です。すき焼きやしゃぶしゃぶ用などに、県内外から取り寄せる人も多いそうです。

またテークアウトができる「ローストンカツ」や「バラロールカツ」などの総菜もあります。人気の「メンチカツ」をいただくと、肉汁は濃厚なのにさっぱりとしたおいしさで、厳選された肉のうまみに納得です。

アツアツをかぶりつくと、ジューシーなうま味があふれる「メンチカツ」220円

豚の脂を細かくカットする店主の宮﨑陽二さん(63)。脂はラードにして、メンチカツのタマネギを炒める時にも使います

黒豚屋

阿蘇郡小国町宮原1613

TEL.0967-46-5572

営/9時~19時

休/水曜


旅のおみやげ 小国町 マルサン児玉酒店の「オリジナル焼酎」

左から、オリジナルの「柴三郎」1544円、「阿蘇小国ジャージー4.5牛乳焼酎」1857円、河津酒造の「おでさん」1296円

明治6(1873)年に造り酒屋として創業し、戦後は酒の小売業に転身した「マルサン児玉酒店」。阿蘇をはじめ熊本の地酒やワイン、日本酒、地サイダーなどが豊富にそろいます。小国らしいおみやげを探すなら、小国産の素材を使った「児玉酒店」オリジナルの焼酎がおすすめです。

「阿蘇小国ジャージー4.5牛乳焼酎」は、その名の通り、米とコクのあるジャージー牛乳を人吉の蔵元で仕込んだもの。樽貯蔵の米焼酎「柴三郎」は、発売されて30年来、人気の高い米焼酎。「新千円札の顔となる北里博士の名に恥じることのない美味しい焼酎です」と4代目店主の児玉政俊さん(68)の自慢の一品です。

明治から宮原一番街商店街を見守ってきた「マルサン児玉酒店」。「親戚3人で酒屋業をはじめたことから『マルサン』の屋号を付けたそうです」と児玉政俊店主

マルサン 児玉酒店

阿蘇郡小国町宮原1685

TEL.0967-46-2003

営/8時~19時

休/なし


旅の終わりに・・・

山深い小国町で生まれ育った医学者と芸術家。彼らが眺めた故郷の風景は、これからもきっと変わらないのだろうと、夕日に照らされた山々を眺めながら思ったのでした。


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