写真左から森本珠美さん(27)、山下真美さん(29)、島田友美さん(32)、オーナーの庄山 将さん、生田真代さん(28)

生パスタやピザ、ワンコインで味わえるプレートランチなど、おいしい食事を提供しているのが水俣市街地にある「37Mata食堂」。オーナーは、福岡出身の庄山 将さん(38)です。

「水俣は妻のふるさとですが、帰省するたびに周りの人から『何もなくてごめんね』と言われて、それが不思議でした。だって水俣や芦北などの地域には素晴らしい素材がたくさんあるわけです。だから産地の魅力を伝え、生産者にもお客様にも喜んでいただける店を作りたいと思いました」と庄山さん。

ハンバーグは「緒方こうじ屋」のこうじで仕込んだ自家製の塩こうじを使ったもの。塩こうじが肉のうま味を引き出し、ソースがかかっていないのに深みのある味わいです

不知火海のエビをぜいたくに使ったトマトソースのパスタ

庄山さんは休日ともなると生産者の農場や産地に足を運び、自らの足で探した食材を店で提供しています。店内の随所に子ども連れでもくつろげる配慮がなされるなど、オープンから2年足らずで人気店と呼ばれるようになったのもうなずけます。

37Mata食堂

水俣市栄町1-6-1 プロスパビル1階

TEL.0966-63-3777

営/11時~14時半、18時~21時半

休/なし


旅のおみやげ 水俣市 水俣佐賀屋醸造場の「サラダたまねぎ ノンオイル生ドレッシング」

サラダたまねぎのシャキッとした食感と甘みが特徴の爽やかなドレッシング(1本400円)

「妻の実家がサラダたまねぎの農家だけん、苗植えや畝立て、マルチ張りに収穫と、忙しい時季に手伝いにいっています。日曜農家ですよ」と話すのは小笠原雄太郎さん(29)。

創業120年のしょうゆ蔵「水俣佐賀屋醸造場」の5代目で母の貴子さん(55)とともに醤油づくりに励んでいます。雄太郎さんが「水俣の名物を」と考えたのが、「サラダたまねぎノンオイル生ドレッシング」。自らも栽培・収穫を手伝った、サラダたまねぎの甘みや食感を生かすために研究を重ねて、非加熱・完全手作りのドレッシング(期間・数量限定)を作りました。

「賞味期限は3カ月と短めですがその分、旬のおいしさを味わっていただけると思います」。サラダや冷奴、肉料理のほか、冷やしそうめんにも合います。

左から小笠原雄太郎さんと、母の貴子さん「社名は初代が佐賀生まれであることに由来します」

水俣佐賀屋醸造場

水俣市陣内1-2-11

TEL.0966-62-2020

営/9時~17時

休/日曜

※来店時は事前に連絡を


旅の終わりに・・・

この日、水俣の人々の真摯(しんし)に食や風土と向き合う姿に触れました。訪れるたびに新たな発見があります。“食べる田助手”に協力するために、おいしいものをたっぷり買い込みました。


各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。