高瀬商店街にある「柳屋茶舗」。茶箱が目印です

鎌倉時代から「高瀬津の港」として知られた玉名。菊池川に並行して流れる高瀬裏川は江戸時代、荷物の積み出しのためにつくられた運河で、菊池米を積んだ船がここから大阪へと向かうなど、商業と舟運の要所として栄えました。この界わいには石垣や眼鏡橋、古くからの蔵や商家が並ぶ商店街もあり、水運で栄えた往時の風情を今に伝えています。

懐かしい木製の看板がかかる「柳屋茶舗」は、1901(明治34)年に創業したお茶と結納品の専門店です。引き戸を開けると、いりたての茶の香りがふわっと漂ってきます。壁を埋め尽くすレトロなデザインのポスターが目に飛び込んできました。

レトロな雰囲気を醸し出すのは、輸出用の茶箱に貼られていた紙

「海外へお茶を輸出する際に使われていた茶箱に貼った紙のデザインを集めてあります」と店主の奥さんの猿渡順子さん(49)=右の写真=が教えてくれました。この店では、県産茶葉の量り売りや各地の銘茶の販売のほか、春夏限定の抹茶ソフトクリームなども人気のようです。

昔ながらの量り売りスタイルで買うこともできます

店先でいただいたお茶のおいしいことといったら!

5月24日(金)からは「高瀬裏川花しょうぶまつり」が始まります。柳屋茶舗では期間中、水出し緑茶のもてなしも予定しているそうです。

約6万6000本の花しょうぶが咲き誇る高瀬裏川。毎年5~6月には「花しょうぶまつり」も開催されます(=資料写真)

高瀬裏川花しょうぶまつり

5月24日(金)から
問/0968-73-2222(玉名市ふるさとセールス課)
場所/高瀬裏川水源緑地

柳屋茶舗

玉名市高瀬140

TEL.0968-74-2001

営/9時~18時

休/第1・3日曜

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各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。