ピンと差し出された「横断中」の旗に、子どもたちを守りたいという思いがあふれています

早朝から通勤など多くの車が行き交う国道3号。児童・生徒の安全な登校をサポートするため、毎朝、街頭に立つ人たちがいます。3人の有志でつくる「見守り隊」の中熊フサヨさん(80)もその一人です。かつて小学校の先生をしていた中熊さんは退職後、民生委員を務めたのを機に、子どもたちの登校時の見守りと声かけのボランティアを始めました。

「おはよう。あら、今日は早かね」。横断旗を掲げて声をかける中熊さんに、「おはようございます」と大きな声であいさつする子どもたち。寒い朝なのに表情はみんな、ハツラツとしています。

「見守り隊は駅の向こうにも2人いらっしゃるんですよ」と話す、中熊フサヨさん

「退職する時に、これからはボランティアに生きようって決めました。こうやって毎日顔を合わせていると子どもたちの心の動きが分かります。できるだけ一人一人に声をかけています。それに、毎朝いい運動になるし、元気をもらっているのは私のほうかもしれません」

優しい笑顔で話しかける中熊さんに、子どもたちも親しみを込めて挨拶をします


サラリーマンや家族連れなどに愛される創業40年以上の中華食堂

さて、国道3号沿いにある「三号亭」は、サラリーマンや家族連れなどに愛される創業40年以上の中華食堂です。店を営むのは、中熊義博さん(65)とやす子さん(62)のご夫婦です。

具材たっぷりの太平燕や、あんかけの五目ラーメンなど、どれも懐かしい味わいで、常連客の好きなメニューも知り尽くしています。「あれんじはいつも愛読しています」と言っていただいたものの、写真嫌いとのことで顔写真はお願いできなかった義博さんですが、優しい笑顔で私たちを歓迎してくれました。

「五目ラーメン」(650円)

オープン以来の名物「太平燕」(750円)

懐かしい味わいの焼きめしも (スープ付きで650円)

「親に連れられて食べにきていたお子さんが大きくなって結婚し、今度は子どもを連れて来てくれたりすると本当にうれしい。細々とですが、できる限り続けていきたいと思っています」とやす子さん。そんな家庭的な雰囲気が、この店の人気の理由です。

「三号亭」の中熊やす子さん。写真が苦手なご主人も、優しい笑顔の素敵な方でした

国道3号沿いに立つ「三号亭」

三号亭

熊本市南区富合町古閑1016

TEL.096-357-8381

営/11時半~14時、17時半~20時


富合町の旅のおみやげ 手作りのいきなりだんご

地元で取れた新鮮な野菜や果物、米や加工品がずらりと並ぶ「サンサンうきっ子 下北店」。地元のお母さんたち手作りの巻き寿司や煮しめなどとともに人気なのが、「工房しがき」の「いきなりだんご」です。ホクホクのサツマイモに粒あんがたっぷりはいった食べ応えのあるおやつは、子どもにも大人気です。

「工房しがき」のいきなりだんご。ほんのりとした塩気が後を引きます

「3月に入ると町特産の木原カボチャなども登場します」店長の平江孝一さん(50)

サンサンうきっ子下北店

熊本市南区富合町榎津54

TEL.096-358-6111

営/9時~17時

休/火曜


旅の終わりに・・・

緑川沿いの堤防に立ってみました。頬をなでる風はまだ冷たいけれど、西の空の鮮やかな夕焼けが心に染みました。ようやく「立春」。もうすぐ春本番です。


各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。