
「割子そば三色御膳」1250円。薬味はワサビではなく「もみじおろし」。揚げたての天ぷらやなめこの炊き込みご飯も、そばによく合います
ツルツルと喉を駆け抜ける、夏のそば!
島根県出雲地方の伝統的な「出雲そば」にこだわり続け、創業から39年の「いま村」。熊本地震後、2017年に熊本市中央区上通町から船場町に移転し、新たなファンも増えて相変わらずのにぎわいです。
出雲そばの大きな特徴は、冷たいそばや、熱いそばにも、冷たいだしをかけながら食べる、そばの一番古い食べ方です。お勧めの「割子そば三色御膳」は、3つの小ぶりの器に入ったそばに卵黄、大根おろしとかつお節、山芋が載ります。冷水でしめたそばに、イワシやコンブなど数種のダシを3時間煮込んで取った濃いめのつゆをサッと回しかけて頂きます。4種のそば粉を配合した手打ち麺は、風味豊かでコシがありスルスルとのど越しも良く爽快な気分にさせてくれます。
食べ応え十分のボリュームとコストパフォーマンスの満足感で、何度でも足を運びたくなります。
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