ヘアメークアップアーティストの大野由美子さんに聞きました

年齢に合ったコスメ探し 肌診断で自分の肌を知る

熊本のテレビや雑誌、ブライダルなどのヘアメークアップアーティストとして活躍する、大野由美子さん(61)。仕事柄、多くの女性の顔に向き合ってきた大野さんですが、「女性の肌は年齢によって違います。だから、コスメも年齢によって変えていくことが必要です。私には20代と30代の2人の娘がいますが、化粧品は娘たちとは別の物を使っています。よく『親子で同じ化粧品を使っています』と聞きますが、それは間違っていると思います。また夏と冬など、季節によっても使い分けしています」と大野さん。

では自分の年齢に合った化粧品を探すには、どうしたらいいのでしょうか。「基礎化粧品やファンデーションなどは、年齢に必要な成分が含まれているものを使うのが理想です。化粧品選びについては、コスメのCMに出演する女優さんの年齢などが一応の目安にはなりますが、一番いいのは、肌診断をすること。化粧品店でも行われていますが、美容外科(クリニック)などで詳しく診断してもらうといいと思います。肌診断してもらうことで、自分の肌がどんな状態かが把握できるし、ケアもそれによって変わってきます。私は美容外科(クリニック)をよく利用します。理由は、専門医に相談することで、診断結果に応じてコスメやマッサージ、食事などだけでは補えない肌ケアができるからです」と大野さんは話します。


ほてった肌にシートパック

職場への通勤、屋外での仕事、家事などで日焼けした肌をケアする方法のひとつとして、大野さんはシートパックをすすめます。

「ほてった肌はすぐさまシートパックを装着して鎮めるのがいいのですが、それが無理なら、帰宅したらすぐに行うといいでしょう。洗顔して化粧水を付けた後、シートパックを2~3分装着します。『もったいない』と言ってカパカパに乾く状態まで装着する人がいますが、それは肌乾燥を助長するだけで逆効果。朝からは、日焼け止めクリームを塗る前に、数分間シートパックをしておくと、一日の肌ダメージが少なくなります。近頃では低価格のシートパックが出回っています」


紫外線から守るファンデーション 化粧崩れにUVカットスプレーを

夏の紫外線から肌を守るのが、日焼け止めとファンデーション。けれど暑い夏は、ファンデーションを塗った後で、額から汗が流れることもしばしばです。

「化粧崩れを防ぐには、熱を持った肌を冷ましながら化粧するのがポイントです。保冷剤をタオルに巻き、額にしばらく当てておくだけで肌熱は下がります。ファンデーションベースはUVカットはもちろん、美容液としての役割を持つものをおすすめします」

また大野さんは、化粧をする前に日焼け防止用の UVカットスプレーの使用もすすめます。「スプレーは直接顔にかけず、いったん、手のひらにとって肌に乗せるといいでしょう。私はいつも小さなUVスプレーを携帯しています。外出先で化粧崩れした場合、顔を軽くティッシュで押さえ、スプレーをかけてからファンデーションを乗せています。また屋外に出る場合は、髪の毛にも UVスプレーをかけます」


洗顔は泡タイプのものを 美肌づくりに炭酸ミストも

「洗顔へのこだわりも大切」、と大野さんは言います。「洗顔料は泡タイプのものがおすすめです。固形の洗顔石けんは泡立てる必要があるので、泡タイプのものが時間のない朝などに便利です。きめの細かい泡をたっぷり顔に付け、指で肌を洗うのではなく、泡を押すように優しく洗います。クレンジングシートなどで拭き取るだけの“拭き取り派”もいますが、シートで強く拭き上げないよう注意してください」

洗顔後、炭酸ミストを施すのも効果が期待できるそうです。
「炭酸ミストは、炭酸の効果で血行を促し、毛細血管を拡張する働きがあるといわれています。それによって、肌の老廃物が排出されやすくなります。炭酸ミストの選び方は、含まれる炭酸濃度の高いものを選ぶようにしています」


大野由美子

「ヘアメーク・パレット」主宰。
テレビ番組、広告、テレビCM、ブライダルなどのメーク、メークセミナーの講師など幅広く活動。一般の人の、パーティーメークやお呼ばれ時のメークなども手掛けている。愛猫家。

ヘアメーク・パレット(大野)

TEL.090-7291-3857

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