「夏の肌の大敵が紫外線です。肌細胞のメラニン色素は、紫外線を吸収し肌を守るものですが、紫外線が強すぎたり長時間浴びたりすることでメラニン色素が過剰に生成され、しみやそばかすをつくる原因となるんです。それに、肌細胞の弾力を保つエラスチンやコラーゲンなども変性し、しわができやすくなります」と話すのは「かよこ・クリニック」(熊本中央区)の中村佳代子先生(54)です。

「かよこ・クリニック」院長の中村佳代子先生

紫外線から肌を守るには、とにかく、“日焼け止めを徹底する”ことが大切だそうです。

「朝からしっかりと、日焼け止めクリームを顔や首、腕といった露出する肌部分に重ね塗りするなど、万全の態勢で臨みましょう。『家の中にいるから大丈夫』と思っていても、台所の窓や日の当たるリビングなどにも紫外線は侵入してきますからね。また洗濯物は短時間に干せばいいから、と日焼け止めを怠ると、大変なことになります。決して、紫外線を見くびってはいけません」と中村先生。

朝の散歩やガーデニング、アウトドアライフなど、屋外での楽しみはいろいろありますが、今からでも日焼け防止策を徹底しましょう。また、夏の肌トラブルについては、紫外線以外にも原因があるようです。

「暑さで出た汗を放っておくとかぶれや湿疹、汚れ(皮脂)の原因となります。また汗を拭く時、ついゴシゴシと力が入ってしまいますが、それが肌を傷めます。ガーゼのような柔らかい布で押さえるように拭いてください。それから、室内ではエアコンによる乾燥で、しわができやすくなります。化粧水の後、クリームで潤いを閉じ込めるのが大切です」と中村先生は言います。

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