装備は登る山によって異なりますが、まずはそう難しくない山歩きで用意するものをご紹介します。
ザック(アークテリクス、8800円)
ザックと中身
〈必須〉
ザック(日帰り登山で20~30ℓ程度)、レインウエア、水筒、登山用地図(スマホのアプリもあります)、携帯電話、タオル、・ティッシュペーパー、ウエットティッシュ、歩きながら食べられる行動食、ビニール袋、防寒着
〈あれば安全・便利なもの〉
ザックカバー、ヘッドライト、予備電池、コンパス、腕時計、山行計画書、アルミなどのエマージェンシーシート(防水・防寒用)、筆記具、ライター、救急セット、非常食、健康保険証、日焼け止め、足首を覆うゲーター、トレッキングポール、折り畳みナイフ、折りたたみ傘、サングラス、小物入れ、モバイル充電器
綿素材のウエアは避け 汗を放出する素材を選ぶ
山の天気は変わりやすく、これからの季節は寒くなったり雨が降ったりと急変しやすいものです。「汗冷え」などで低体温症になり、命にかかわることにもなりかねません。肌に直接触れる衣類は綿素材を避け、ウールや化繊などの水分が乾きやすく、汗冷えしない素材を選ぶことが大切。また、伸縮性があり動きやすくて丈夫な素材がおすすめ。ウエアは「レイヤリング」(重ね着)が基本。山歩きの途中で脱ぎ着して体温を調節します。
アウターレイヤー (レインウエアで兼用できます)
防水・暴風の機能を持ち、風雨や寒さから体を守る
ミドルレイヤー
空気の層を作り保温する。通気の役割も
ベースレイヤー
肌表面の汗を素早く吸収し、汗冷えを防ぐ。
これからの季節はウールや化繊素材のものを
アウターレイヤー(ザ・ノースフェイス、2万9700円)
ミドルレイヤー(モンベル、4730円)
パンツ(ザ・ノースフェイス、1万6500円)
帽子(ザ・ノースフェイス、6050円)
靴下(モンベル、1650円)
シューズ(ザ・ノースフェイス、2万2000円)
山ごはんを楽しむアイテム
山の中で楽しむ食事は格別。火力の強いバーナーや、クッカーセットなど、一通りそろえておくといいでしょう。環境保護を考慮したカトラリーや食器も利用しましょう。また直火厳禁と、ゴミの持ち帰りも忘れずに。ラーメンのスープは最後まで飲み干すこと。辺りに捨てたりするのは厳禁です。
クッカーセット(ベルモント、5280円)
スプーン&フォーク(ユニフレーム、各759円)
バーナー(ソト、5280円)※ガスボンベは別
案内人
阿南大吉さん
登山のエキスパート。株式会社「シェルパ」社長、熊本県山岳連盟理事、熊本県山岳救助委嘱職員
シェルパからアウトドアと旅と暮らしのリージョナル・マガジン「ROUTe」創刊!
TAKE FREE
登山やキャンプ、プチ旅の紹介などの情報が満載。シェルパ熊本店や蔦屋書店などに置いてあります。
WEBマガジン:https://route-official.com/
ROUTe 「はじめての登山」
2020年12月13日(日)
イベント開催
「山に登ってみたい」という初心者向けのイベントです。天草の「次郎丸嶽」を登ります。
申し込みはこちら:https://renzan.net/mag/archives/855
各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。