昼夜の寒暖差はあるものの、過ごしやすい季節になりました。コロナ禍のため自宅で過ごすことが多くなった今年、自然の中で体を動かせる山歩きなどはいかがでしょう。山頂で深呼吸すれば、ストレスも発散すること請け合いです。

取材協力=シェルパ

文=北園佳代

写真=首藤栄作

【登山前の準備】

1 天気と体調の確認
山の天候は急変しやすいもの。どんな山に登るにしても天気をしっかり把握しましょう。最も大切なのは体調。もし、登山口で体調の異変を感じたら、迷わず断念すること。無理は絶対に禁物です。

2 丁寧に事前準備
目指すのはどんな山なのか、標高やルート、コースタイムの下調べやトイレ、休憩所などポイントの確認など万全の準備を。

3 靴の履き方
登山靴を履く際、腰かけてひざを前に伸ばし、かかとを地面に着けて履く。靴ひもは足首のところを締めてホールドし、最後はちょう結びの結び目がほどけないように二重結びで。

4 ザックの背負い方
ウエストベルト付きのザックでは腰骨の位置にウエストベルトをしっかり締めてからショルダーストラップの長さを調節する。胸のストラップがあれば、ザックが左右にぶれないように締める。

5 歩き方
足を着く時はかかとからではなく、靴底全体で地面を捉えるような感覚で歩く。傾斜のある場所では、手と足の出し方を同じにする「二軸歩行」で。手を膝に当てて歩いたり、肩と足を一緒に前に出すようにして歩くと傾斜地での負荷が軽減される。

6 事前の節制
前日の深酒や夜更かしなどは論外。登山口で軽くストレッチなどして体と足首を念入りにほぐす。特に捻挫に要注意。くるぶしの外側を損傷することが多く、内側から足首を指で押すようにストレッチする。

7 その他
山の中でもソーシャルディスタンスを。登山中のマスクが苦しいという人は、ネックゲーターがおすすめ。首回りの防寒アイテムで、人と話したりするときは口まで覆って飛まつを防ぐ。水筒などは各自必携。


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