小泉八雲熊本旧居

鶴屋百貨店の南側にある「小泉八雲熊本旧居」。かつては鶴屋百貨店の場所の一角にあり、移築されました

1891(明治24)年、第五高等学校の英語教師として熊本に赴任したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、日本の文化をこよなく愛しました。「ハーンは五高赴任時、外国人教師用の家が無料で用意されたにもかかわらず、それを断って当時で11円の家賃を払ってこの家に住みました」と話すのは、「小泉八雲熊本旧居」館長の坂本弘敏さん(73)です。

日本の文化をこよなく愛したラフカディオ・ハーン。着物を着たこの姿がそのことを物語っています

ハーンの話をしてくれた、「小泉八雲熊本旧居」館長の坂本弘敏さん

ハーンが暮らした家はほとんどの部屋が畳敷きで、冬は火鉢を使い、キセルたばこを楽しんだそうです。また、ベッドは使わず、畳の上に敷き布団を数枚重ねて寝ていたようです。

「ハーンは、茶道や華道にも興味を持ち、当時の五高の校長だった嘉納治五郎の柔道に心を寄せています。『瑞邦館』の百畳敷きの畳の上で繰り広げられた心技体の技に魅せられ、後に『柔術』という作品をまとめています」と坂本さんが教えてくれました。

ハーンは畳の部屋に机と椅子を置いたり、冬は火鉢を使ったりしたそうです

ハーンが大家に頼んで作ってもらったという神棚が当時のまま残っています

小泉八雲熊本旧居

熊本市中央区安政町2-6

TEL.096-354-7842

営/9時半~16時半

休/月曜

次は:(3)畳を敷き詰めた廊下 家の主はイギリス人


各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。