〈基本的な入浴方法〉

脳卒中や心筋梗塞を引き起こすこともある入浴。入浴時の死亡事故は、交通事故の2倍とも言われています。そこで気をつけたい2つのポイントをお伝えします。

1 入浴前後に水を飲む
入浴中は知らず知らずのうちに汗をかくため、血液は「ドロドロ」に。血管に負担をかけてしまいます。入浴15分前までと、入浴後の水分補給で、「サラサラ血液」を心がけましょう。

2 湯船に入る前にかけ湯を
体の汚れや汗を落とすだけでなく、お湯の温度に慣れるという意味もあるかけ湯。心臓から遠い手足の先からお湯をかけ、最後に頭からかぶり湯をして湯船に入りましょう。


〈免疫力アップのために〉

(1)自律神経のバランスを整える
「体の冷えは万病のもと」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。温かい体は免疫力が高く、病気になりにくく、ウイルス感染による重症化リスクが低いと言われています。その免疫力が高い状態は、理想体温の36.5〜37度で自律神経のバランスが整った時なのです。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、ストレスを感じると交感神経が優位になり、リラックスしている時には副交感神経が優位になって体温が上がります。ストレス社会の現代人は、交感神経優位のことが多く、副交感神経を優位にすることを意識するとバランスが取れてきます。

(2)体温を上げる入浴法
ここが大事! 熱いお湯に長く漬かると体温が上がると勘違いしている人も多く、実は逆効果です。熱い湯の長湯は体を冷やします。「体温+4度」のお湯が体を芯から温め、副交感神経を刺激すると言われています。

体温が35.5度の場合

35.5度+4度=39.5度←体が温まる湯温です。

具体的には…
・40℃のお湯に5分入浴→3分休憩→8分入浴→3分休憩→3分入浴の分割浴をする
深部温度(体の中心部の温度)が1度上がる目安の時間です。これを毎日続けることで、平熱が上がると言われています。

・首まで漬かって全身浴をする
首の後ろには太い血管があり、副交感神経を刺激しやすいといわれています。仰向けになり湯船のふちに頭を乗せて、ゆらゆらと揺れるように入浴する「浮遊浴」もリラックス効果が期待できます。

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