新型ウイルスの影響や、熊本豪雨による各地の深刻な被害など、身も心もこわばるようなことが続きます。その上、大汗をかく季節でぐったりしますが、むしろ暑い時こそ体を温めて体調を整えることが肝心です。

私たちは昔から、自宅のお風呂はもちろん、温泉や銭湯の浴槽に長く漬かって明日への活力を養ってきました。ところが近ごろは、熱いお風呂で体を温めるのを避けてシャワーでさっと済ます、という人が増えています。

1年中シャワーという人も多いようですが、その新たな習慣は体にとって良いことなのでしょうか? 実は、しっかりと弊害が生まれています。それが「冷え」です。

あなたの平熱は何度ですか? 体に理想の体温は36・5〜37度といわれています。ところが、日本人は近年の生活習慣の変化で体温が低くなってきています。生活が便利になった分、人が動く量が減って筋肉量が低下した上に、パソコンやスマートフォンの普及で座る時間が長くなったことで、足腰の血流が滞り、冷えにつながっているのです。

皆さんの一日は、冷房の利いた車や公共交通機関で移動し、冷房の利いた自室やオフィスで過ごし、冷たいものを飲み食いし…、という感じではありませんか? 体はすっかり冷えきっています。それなのにシャワーで済ませてしまっていては、体を温めるタイミングがありません。

そこで大事なのが「入浴」です。体の汗や汚れを落としてさっぱりするというだけでなく、リラックスや免疫力の向上など、体にいいことがたくさんある入浴についてご紹介します。

初めに、あなたの「冷え」度チェック!

・お風呂は、湯船に漬かるよりもシャワーだけが多い
・移動のほとんどは車や公共交通機関
・運動をあまりしない
・スマートフォンやテレビを寝る直前まで見ている
・手足が冷たいと実感することが多い
・平熱が35度台

一つでも当てはまった方は、冷えている可能性があります!


温泉ソムリエアンバサダー・フリーライター
今村ゆきこ

2008年に県内で初めて温泉の知識と正しい入浴法を伝える「温泉ソムリエ」の1人として認定されて以来、県内を中心に温泉の魅力を伝え続けています。その活動を「温泉ソムリエ協会」に認められ、全国で100人ほどの「温泉ソムリエアンバサダー」に任命され、熊本県「くまもっと湯美人」の監修・編集に携わるなど、温泉PR活動を続けています。

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