
この季節に植える野菜の種の一例。他に、ナス、ゴーヤー、ピーマン、キュウリなどの苗もこれから出回ります
「野菜を育てる人の多くは、実がなって収穫する喜びと、人に食べさせた時に『おいしかった』と言ってもらえることにうれしさを感じているようです。意外と男性の方が夢中になられます」と切鼻さんが話すように、収穫時に味わえる達成感は野菜栽培のモチベーションになっているようです。
これからの時季は、いろんな野菜を植えることができます。ハーブ系をはじめ、レタスやルッコラなどの葉物の他にも、トマト、ナス、ゴーヤー、ピーマン、キュウリ、カボチャなど豊富な種類の苗が出回ります。
有機質100%の液肥。植物に負担が少なく、安心して与えられます
繁殖力の強いハーブ系を地植えする際は、「植え袋プランター」のまま地植えすると根が広がりすぎるのを防ぐことができます
また数種類の苗や種を少しずつずらしながら育てることもポイントです。一度に大量の野菜を収穫して頭を抱えたりせずにすみます。食卓が「メード・イン・わが家」の食材でいっぱいになったらどんなに楽しいことでしょう。とはいえ、まずは、好きな野菜からチャレンジ。無理のない範囲で育てましょう。
「また、野菜は口にするものなので、添加するものは極力少なくしたいものです。土作りはもちろん、追肥も有機のものをおすすめします」と切鼻さん。元肥だけでなく、液肥も有機質100%のものがあるそうで、初心者でも安心です。
【ローズマリー】
【タイム】
【チコリ】
【イタリアンパセリ】
【レタス】
【ペパーミント】
【イチゴトスカーナ】
トマトの植え方
1. 買ってきた苗に1個目の花が咲いたら植え時。脇芽は取り除き、1本の茎を育てていきます。
2. プランターに野菜用の土を入れます。元からある土を使用する際は、馬ふん堆肥を追加してください。
3. 最初の地植えの土作り同様、有機肥料と天然貝化石を加えます。
4. 空気を入れながら混ぜます。土が流れ出ないように、全体の量の目安は8分目です。
5. 穴を掘り、苗をまっすぐ植えて、水をたっぷり与えます。
6. トマトは上にどんどん延びていくため、倒れないようにポールを立てます。
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