阿蘇市・etu (えつ)

骨董探しの楽しみが広がる「etu」の店内

橋本さんが集めた、小さくてかわいい骨董の数々

印判の小皿、絵付けのそばちょこ、手のひらに収まる置物、5百円玉ほどのサイズのおちょこといった小さな骨董品が、古民家を改装した店のテーブルや木箱の引き出しの中、古い医療用のガラス棚に愛らしく収まっています。

「古くて小さい物が大好きです。骨董の魅力は、大切に使ってきた人たちのぬくもりが残っているところだと思います」と話すのは、阿蘇市一の宮町の門前町商店街に店を構える「etu」の店主・橋本美樹さん(55)です。

穏やかで優しい人柄の橋本美樹さん

ここでは主に、明治から昭和の暮らしを伝える和骨董品が並んでいます。欠けたり割れたりした陶磁器を、漆と金属粉で補修する金継ぎが施された器を手にすると、持ち主に大事に使われてきたことが伝わってくるようです。金継ぎはこの店でも受け付けてくれます。

韓国のポシャギをカーテンにしつらえてありました

手頃な価格の印判や染付の小皿が並んでいます

金継ぎが施された染付の皿にも雰囲気があります

「昔のガラス製品は淡くグレーがかった透明感や、ゆがみや気泡がある手作り感があって、そこが好きです」と橋本さん。お薦めのかき氷の器は石けんの置き皿に、そしてガラスのシュガーポットの中に、ろうそくをともすのもすてきです。

韓国刺しゅうで使うアンティークの針山と指ぬきを見つけました。ソウル東部の「踏十里(タプシムニ)」にある古美術骨董街で橋本さんが探したものだそうです。

韓国刺しゅうが施されたアンティークの針山

「韓国のアンティークは日本人の感性に合うと思います。針山や指ぬきはサイドテーブルに飾るとかわいらしいオブジェになります。またポシャギ(風呂敷)は窓辺のカーテンにしてみたりと、自由な感覚で使ってみると楽しいですよ」

骨董の器が食卓に並ぶと、食事の雰囲気も変わります。高価なものは傷つけたりしないかと気になって、食事を楽しむところではありませんが、手頃な価格の小皿や小鉢などから気軽に使ってみてはいかがでしょうか。

茶入れもいろいろ。紅茶やコーヒー豆を入れても

etu(えつ)

阿蘇市一の宮町宮地1859

TEL.090-3665-8290

営/11時〜17時

休/水・木曜

P/近隣にあり。
※お尋ねください

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各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。