阿蘇郡 小国町 杖立温泉みちくさ市

温泉街の真ん中を流れる杖立川の瀬音が心地良い

湯けむり情緒漂う阿蘇郡小国町の杖立温泉。ここでは偶数月の第1日曜日、午前7時から10時まで、「杖立温泉みちくさ市」が開かれています。小国郷や日田(大分県)の産物が集まり、新鮮な野菜や漬物に加え、香り高いコーヒーやスイーツなどが販売されます。

野菜や漬物、手作りのジャムなども売られています

アラカルトの料理(各皿100円)もあり、蒸し場で温めてもらえます

訪れる人たちの一番のお目当てが、温泉の蒸し場を利用して作られる「杖立ほっこり朝定」(1300円)で、指定の宿の入浴券付きです。屋根付きの多目的駐車場に食事スペースが設けられ、朝早くから多くの人でにぎわいます。

取材時のメニューは、新鮮な野菜と蒸した豚肉を盛り込んだ「朝カレー定食」。つゆだくのキーマカレーや温泉卵のくん製、ポテトサラダ、プチトマトのコンポートが並びます。秋の山々を眺め、杖立川の瀬音を聞きながら頬張ると、どれもこの上なくおいしく感じられます。

温泉の熱を利用して調理などを行う「蒸し場」。温泉郷ならでは

取材時のメニューはキーマカレー。蒸した豚肉の軟らかいことといったら

トマトのコンポートやポテトサラダ、温泉卵のくん製も付いています

「みちくさ市は今年で6年目になります。杖立温泉の魅力を知ってもらおうと始めました」と話すのは、「杖立温泉みちくさ市」の会長で、旅館「米屋別荘」主人の河津順也さん(47)です。

「みちくさ市」会長の河津順也さんは、「杖立ほっこり朝定」の料理を担当しています

この朝市を仕掛けたのは、九州大学で町づくりについて教えている田北雅裕講師(44)です。「学生の時に杖立温泉郷に移住して、しばらく暮らしました。九大で教えることになって杖立を離れましたが、この土地の魅力を伝えたくて、住民の皆さんたちと一緒にみちくさ市を企画しました」と話します。

元気な笑顔で食事のサーブを手伝っていたのは、田北さんの教え子の田畑悠太さん(21)、野上紗羽さん(21)、芳崎加菜恵さん(20)の3人です。次回の「杖立温泉みちくさ市」は10月6日(日)に開催されます。また12月と2月は寒さが厳しいためお休みです。

九州大学で、町づくりについて教えている田北雅裕さん

田北さんの教え子。左から芳崎加菜恵さん、田畑悠太さん、野上紗羽さん

【杖立温泉みちくさ市】問/杖立温泉観光協会

阿蘇郡小国町下城杖立4173-5

TEL..0967-48-0206

営/8時半~17時半

休/なし

次は:(4)小規模ながらも大人気 開店と同時に売り切れ


各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。