中には、みその詰め放題に慣れている常連さんもいます

本町通りのまっちゃふれあい公園に近い「汐見坂」には、江戸後期に建てられた松合食品のみそ蔵があります。ここで朝市名物の「みそ詰め放題」が行われます。蔵の前には意気込み満々の顔が並びます。

鏡餅の形に整え、積むわ積むわ、みそ詰め放題

みその詰め放題に並ぶ人たち。松合食品のみそ蔵は「汐見坂」にあります

参加費1800円で制限時間は2分。調理用手袋を着け、金属製の円筒容器に山盛りにされたみそを詰めていきます。こっそり教えてもらったコツは、みそを容器の大きさの鏡餅形に整えて積み上げること。慣れた人の中には8kgの味噌をゲットして帰る方もいるそうです。

「詰め放題の楽しさと、みそのおいしさを味わっていただけたらと、全くもうけ無しです。特に9月や10月は、ご家庭でみそ漬けを作られる方も多く、みなさん張り切っていらっしゃいます」と話すのは、松合食品の松浦郁子さん(65)です。

松合食品のみなさん。左から大橋旭さん(42)、松浦郁子さん、千田博之さん(42)

この他にも、蔵の中ではつくだ煮などの加工食品が販売されており、それを目当てにやって来る人もいます。何を隠そう筆者もその一人。中でも「カツオのつくだ煮」は温かいご飯の上にかけたり、おにぎりの具材にしたりするなど、重宝します。冷蔵で2週間、冷凍で2カ月ほど保存できるので、毎回、大量に買い求めます。

松合食品の商品で作られただしでいただくそうめん

毎回、大量に買って帰る「カツオのつくだ煮」。1個300円、2個で500円

江戸後期に建てられたという松合食品のみそ蔵

蔵の隣の広場に張られたテントの下では同社の人気商品が販売されており、そうめんなどが無料で振る舞われていました。

やがて、東の空に太陽が高くのぼる午前8時になると、まっちゃ朝市は終了です。本町通り商店街入り口にある「川本鮮魚店」の前に並べられていた「コノシロずし」(300円)も完売していました。

「川本鮮魚店」のコノシロずし(1パック300円)

「朝市が近づくと元気を取り戻します」と話す、川本隆一さん(78)

「まっちゃ朝市」の次回の開催日は10月20日(日)です。

松合食品(本社・直売所)

宇城市不知火町松合1999

TEL.0964-42-2212

営/8時~19時

休/なし

※毎月第1土曜日は、本社で「みそ汁フェア」を開催。

次は:(3)湯けむり情緒に包まれて おいしい朝ご飯を食べる


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