晩酌の相棒、梅酒を作る

汗をかいた夏の日、仕事を早く切り上げ、湯上がりにやる梅酒のロックはたまりません。グラスの氷がカランカランと涼しげに響き、爽やかな梅の香りが鼻を抜ける瞬間の幸せなこと。ついつい飲み過ぎて、夜のとばりが下りる頃には“よか調子”ってことも。

そんな楽しみの晩酌の梅酒を作るとなると、ひときわ気合が入ります。

梅酒の場合は、大きめの青梅の実を選びます。ホワイトリカーと氷砂糖で漬けた後、3カ月もすると飲み頃になります。また梅酒はすき焼きの割り下の調味料にすると、コクのある味が出ます。

漬けた梅の実をはそのままにしておくと、濁りや苦みが出てくるので1年ほど経ってから取り出します。取り出した梅の実はジャムにしたり、煮込み料理の甘味調味料としても利用できます。

材 料

青梅1㎏、氷砂糖500g
ホワイトリカー1.8L
4L用の梅酒用の容器

竹串(つまようじ)でヘタを一つ一つ取り除く(エグ味をなくすため)。

2

梅の実を流水で洗い、青梅の場合は、実を水に浸して2~3時間ほどあく抜きをする。

洗った梅の実は、ひとつずつふきんで水気を拭き取り、竹串で数カ所を刺す。

4

容器に梅と氷砂糖を交互に入れて、ホワイトリカーを加える。

5

しっかりとふたを閉め、冷暗所で保管する。氷砂糖が溶けるまで週に数回ほど容器を動かして、中の糖分を均一にする。


(赤い果肉「露茜」の梅の実で 薄紅色の梅酒を作る)

果肉が真っ赤な「露茜」という梅の品種があります。赤い果肉のニホンスモモと青梅を交雑させたもので、ロゼワインのような美しい薄紅色の梅酒に仕上がります。

出回る時期は青梅よりも遅い、7月頃です。スーパーでたまに見かけますが、朝市などで生産者が販売している時もあります。

また「露茜」で梅シロップを作るとワイン色に仕上がり、炭酸で割ると鮮やかな桃色になります。


梅シロップの作り方

材 料

露茜(または青梅)・1㎏、グラニュー糖・1㎏、ホワイトリカー(消毒用)、4L用の梅酒用の容器

作り方
(1)梅酒と同じように梅の実の処理をし、容器をホワイトリカーで拭き上げて消毒する。
(2)容器に梅の実を入れ、溶けやすいグラニュー糖を加える。
(3)冷暗所で保管。万一発酵するようであれば冷蔵庫に入れる。10日~15日ほどで完成。中の実を取り出して濾(こ)し、鍋に入れ弱火で15分ほど火にかける。冷蔵庫で3カ月ほど保存可能。※取り出した実の果肉でジャムを作るのもおすすめ。

梅シロップを炭酸で割って

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